R35 GT-R クランクのバランス取りは驚愕の効果が出ました。

これでもかっ!って程のタングステンを打ち込まないと

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バランス取りが出来なかったと言うR35 VR38用のHKS製クランク

 

HKSから送られてきた状態で組んだものは

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ものの見事に真っ二つになってしまったので

今回は入念にバランスを取り、表面に硬化処理を施した後に組み込みました。

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そして、いよいよエンジンに火が入る時が!

すげーっす!

ルームミラーがブルブルしてないです!!

しかもアクセルに軽く足を載せるだけでタコメーターの針が躍り上がります!!!

 

時間もお金も掛かりましたが、その分の効果は十分にあったと思います。

何より、実際にオーナーさんに確認してもらった時

「今、エンジン掛かってる?」

と聞かれたときは最高でしたね。

今までのクランクだとアイドリングが雑っぽいと言うか

なんかこう、ジャラジャラしてましたが、

純正よりストロークの増えたV6クランクはこんなもんだろうと納得していたんです。

っが、このアイドリングを体感してしまうと、

「V6だってしっかりバランスを取れば、こんなにキレイに回るんだ!」

とまた賢くなってしまいました・・・けど・・・

「こんなに面倒な仕事は二度と請けない。」

と言う事で、

HKS製、問題有クランクは、もうバランスを取ってもらえません(笑)

 

さて

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NEWエンジンでのセッティングも頑張りますかね~

 

既にこのクルマ

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色々な仕様変更や様々なセッティングデーターを試す事、117回目

単純に117個のROMデーターを試して

117回以上ものダイナパックでの全開パワーチェックを行っている車両と言う事です。

 

速度にして0km/h→250km/hの全開アタックを何度も何度も繰り返している強者なんです。

まぁ 前回のクランクは折れましたけどね(笑)