ダイナパックでのセッティングが終わった
CT9A ランエボ8
実走ではとにかく低負荷域のギクシャクがなるべく出ないように出来る限りの対策を行ってゆきます。
まず、フィードバックに使用するA/Fセンサーは、
純正アウトレットの位置に装着し少しでも正確な数字がVproに入るようにします。
その為、純正のO2センサーは撤去され
変わりにどっかで見覚えのある
こんな物を設置
こう言うものはなるべく純正チックに装着したいですよね。
見る人が見ると
「ん?あれ??あ~、そういう事!いや考えたね~」
みたいな(笑)
もう一つの問題点は
バルタイを弄っている関係で、アイドリングのA/Fをストイキにしちゃうと
薄すぎてバラバラしちゃうので、大体13.5付近を狙って燃料噴射させるのですが
そんな設定にすると
純正ECUがへそを曲げて、チェックランプ点灯
ある一定の期間O2フィードバックをしたにも関わらず、
O2センサーからの入力信号に変化が無いと点灯しちゃう奴です。
まあねぇ、頑張ってストイキの14.7に向けて燃料をどんどん絞っていくのに
いつまでたっても13.5のままじゃ~機嫌も悪くなるってもんです。
そこでVproさんから純正ECUさんにプレゼント
今回はオプション出力チャンネルが余っていたので、そのチャンネルを使って
純正ECU側、O2入力用のスラッシュ電圧を圧力と回転をベースに疑似マップにて作製&出力する為の配線作業
途端に機嫌は治りました。
っで、安心してフィードバックの設定値を
決定してO2フィードバックをVproにて実行
VproにはA/FフィードバックもO2フィードバックも両方備わっているので
安定感のある方を採用する為に一様0-1VのO2フィードバックも試みてみましたが
0-5VのA/Fフィードバックには及ばず・・・
通常のA/Fフィードバックでスロットル補正やメイン補正に入れ込んでしまうと
フィードバックの数値が深く入り込んでしまって逆に調子が悪くなるので
そこはフィードバックするマップを厳選して入力
来るもの拒まず、去る者追わず的な紳士なマップが存在するんですよ Vproさんにはね。
これでアイドリングから極低負荷域のフィードバックは
常設したAEM製のA/FメーターとVproさんが勝手に行ってくれるようになったので
季節ごとの若干のズレは自動的に補正してくれることになります。
ただ、あくまで補正は補正
数値にして0.1~多くて2%以内で収まるようにメインのマップで調整しておかないと後々面倒なことになります。
ここまで来てようやくスロットル補正や始動時の設定を行う段階になったのですが
その辺りの説明は、以前のAW11リセッティング時に説明しているので
そっちを読んでください。