実走セッティングに向けてアライメント調整等を行ったR35 GT-Rは
モニター用として
DUALタイプのA/Fセンサーを備えたA/Fメーターを装着します。
R35は全域をA/Fフィードバックするので、純正A/Fセンサーが壊れるととんでもないことになります。
っが、基準になるA/Fメーターが無いと
センサーが壊れているかもわからずにエンジンブローしてしまうので
ハイパワーなR35にはA/Fメーターの常設をお勧めしています。
DUALタイプのA/Fメーターとなると、HKSのA/Fノックアンプぐらいしか国産品はありませんが
イノベートのこのモデルはセンサーもアンプも2つずつ付いていて
1個のモニターでDUAL表示できるので非常に便利です。
アメリカから直輸入するので、納期が長いのがネックですが多少なら在庫で置くことを考えてもいいかも・・・
装着場所に悩むR35ですが
エアコンの吹き出し口を1つ潰してカーボンパネルで台座を造り
なるべくスマートにインストールして見ました。
夜間でも眩しすぎることなく、メーター全体の色調もマッチしていると思います。
これでECUログ上のA/F数値と実際のA/F数値を把握することが出来
万が一純正A/Fセンサーが壊れても、早期に発見する事が出来ます。
さて
準備は整いました。
あとは踏むだけです・・・(笑)
はいっ 踏みました。
バンパーに付いたススが全開っぷりを示しています。
あっという間に異世界にワープ出来ます。
ただ、ダイナパック上ではノックアドバンスしていたのが、実走行ではノックリタードになりました。
バンパーの形状か、ラジエターを含めた走行風の抜けの問題なのかな?
ベース点火を少し下げ、リタードを最小限に抑えます。
今回はリタードも入らず、絶好調でした。
ピークは900ps弱なので、以前作製した1000psオーバーのR35に比べれば
最高速域での伸びは負けますが、とにかく巡航域のトルク感がものすごく良いです。
1200rpm付近でも普通に車速が乗り、そのままブーストのインターセプトを迎え
気が付くとレブリミッターに当たる感じです。
この感じは乗って見ないと分からないと思いますが、高速をボーと走っているだけでも
思わずニヤニヤしてしまう様なトルク感で、ノーマルに負ける所が全くないうえ
全開で踏めば約120kのトルクで1.8tある車体を蹴とばします。
長い間お預かりしていた MY13モデルのR35 GT-R
今週末に納車されて行きます。