クラッチを7枚強化にして、ハイパワーへの対応量を増やしたMY13モデルのR35 GT-R
ダイナパックでの慣らし運転が終わり
エンジンオイルとフィルターを交換後
全開域のセッティングを行いましたが
強化クラッチにしておいて良かった~と思われるパワーになりました。
今回装着したGTX3067R×2はアクチュエーター式ですが
HKSのEVC6 2.4IRを使用してブーストをコントロールするので
まずはブーコンOFFにて、最低ブーストの確認からスタート
ブーストアップ時に最大1.5kまで上げたブーストは1.25k付近に落ち着きましたが
パワーは既に730psオーバーです。
しかも低回転時のトルクの立ち上がりはほぼほぼ同じでトルクの痩せは一切見受けられません。
やはり GTX3067RforR35 by GCGターボ かなり優秀です。
(装着の手間はめちゃくちゃ掛かりますが・・・)
最低ブーストの確認が出来たら、最大ブーストを決めるべく
ECUのデーター変更と同時にブーストのセッティングを進め
最大ブースト1.7k時に
894ps トルク119kになりました。
ノーマルクラッチでは絶対に滑ってましたね。
下2本のグラフは、入庫時のパワーとブーストアップ時のグラフです。
ある程度の風量の有るタービンに変えたにも関わらず
立ち上がり時のトルクやパワーは負けるどころか向上しています。
これでもパワー的には結構マージンを取っている状態で
セッティング中、最大911ps トルク126kまでは上がりました。
しかも今回のエンジン、腰下はしっかり強化していますが
ヘッド側はノーマルでハイカムも入っておらず、サージタンクもノーマルです。
造った側がある意味驚いてます・・・。
最大パワーが決まったところでブーストOFFまで等間隔でパワーが刻めるように
ブーストを設定して
こんな感じに完成しました。
ECUのセッティングでブーコンOFF時当初は730psでしたが、760psまで上がりました。
かなりいい感じですね。
6速でMT側のリミッターを確認した所、残念ながら介入してきたので
MT-CPU側のリミッターカットされたデーターをインストールしてダイナパックから降ろします。
同時に
ホイルを純正からRAYSのG25へ変更し
ABS関連のキャリブレーションを行いました。
ダイナパックで回した後は、必ずこのキャリブレーションをやっておかないと
実走行中、いきなりABSが効いたりして危ないですからね。
これから車高調整とアライメント調整を行い、実走行セッティングに移行して行きます。