R35 GT-R MY13モデル タービン交換前の体力測定

先日入庫したMY13モデルのR35 GT-Rですが

なかなかR35に対応したリフトが空かないので

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3機目のR35対応2柱リフトを製作する事にしました。

 

R35 GT-Rはジャッキアップポイントが車両外側に位置する為

通常の2柱リフトのアームは長すぎて入りません。

そこで

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アームを外して

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格納部と

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伸縮部をそれぞれ短く加工する必要があります。

短くと言ってもただ切るだけではNGなのでストッパーネジの為のねじ山を新規作成したり

伸縮部は補強も入れ直す必要があります。

 

リフトアップにはもう少々時間が掛かりそうなので

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ダイナパックに載せて、入庫時のパワーチェックと

どノーマル状態でのECUセッティングをしてみました。

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1本目はスピードリミッターに当たって6200rpm付近でスロットルが閉じました。

リミッターのみ解除して565.4ps トルク74.7k

マフラーもキャタライザーも変更されていないノーマル車両としてはかなり優秀だと思います。

 

そして、ECUのデーターを書き換えて再測定すると

600ps トルク89.5k

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ブーストはこんな感じに変化したのですが、排気系に手が入っていないと

高回転でのブーストキープが難しいようでMY13のブーストアップとしては少々物足りない数字でした。

と言っても、これからエンジンの内部強化とタービン交換

排気系は基本的にすべて交換してしまうので、関係ないと言えば関係ない話です。

 

まっ単なる比較用のグラフを作ったと言う感じです。