ER34 スカイライン 4D NISTUNEにて現車セッティング

非常に程度の良い

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こちらのER34 4DスカイラインはNISTUNEを使って現車合わせセッティングを行うため

フロントパイプにA/Fセンサー用のボスを溶接取り付けし

A/Fメーターを取り付けてみた所

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暖気が終わってもアイドリングのA/Fが16.4とかなり薄い状況です。

O2センサーが死んでますね・・・。

純正O2センサーの値段を調べたところ34000円と驚愕の値上がり品!

イノベートのA/Fメーターがセンサー込みで32000円なので

A/FメーターからO2フィードバック用の入力をすることにしました。

 

続いてはNISTUNEの組込みですが

その前に

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某大手メーカー様のECUの実力をチェックするため

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ダイナパックでパワーチェックを行ってビフォーアフターが分かるようにしておきます。

 

パワーチェックが終わったら、ECUを開封して内部確認

日産直系?のメーカーだけあって追加基盤ではなく、1チップROMの中にデーターをインストールしてあるようです。

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外部基盤を読み込むような設定に変更し

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NISボードを組み込むために配線をハンダ付けして行きます。

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NISボードを組み込んだので外観も変更

今回はインジェクターもエアフロの変更もないので

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サクっとセッティングして

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こんな感じになりました。

緑が入庫時のECUでのパワーチェックで茶色がセッティング後です。

高回転付近は純正エアフロの出力が5Vを超えるので

これ以上のパワーアップはエアフロの大容量化が必須です。

5000rpm付近のトルクが良い感じで向上しているので

アクセルを踏み込んでいた時の加速感はかなり良くなっています。

ブーストコントローラーは装着されていないので、直接的にブーストを変更させることは行っていませんが

(某大手メーカーのECUを装着する場合は純正ソレノイドをバイパスさせ

 オリフィスだけでブースト制御するそうで、実際この車両もそうなっていました。)

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点火時期を上昇させることで、ブーストは下がる結果になりました。

 

そしてダイナから降ろした後は

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常設のA/Fメーターを設置して、アナログ出力をつかってO2フィードバックを有効にしたところ

アイドリングのA/Fもバッチリ ストイキに戻りました。

NISMOメーターとの色合いも

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悪くないと思います。

 

今までリーン状態でアイドリングしていたので時々不安定になっていたのも

今回のA/Fメーターを利用したO2フィードバックで解消し

アイドリングから高回転までストレスなく乗れるようになりました。