黒86 サーキットの音量規制に引っ掛かり、触媒を装着

先日MOTECによるブーストセッティング時

触媒をストレートにしていた

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黒86

サーキットへの行き来もローダーで運搬するので車検なんて一切関係ないのですが

メインサーキットのスパ西浦モーターパークにて

見事に音量規制を突破!

オレンジボールフラッグをブンブン振られてしまいました。

 

触媒ストレートを外して

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トラストのターボキットに付属していた車検対応メタルキャタライザーを装着

以前このキャタをを付けてスパ西を走った際はオレンジボールは振られなかったので

ここをストレートにするかしないかでデシベル的にはかなり変わるんですね。

 

デシベル計に拾われやすい周波数ってのがあるらしく

人の耳で聞いていて、かなりのうるさいと感じていても、デシベル計では全く問題ない車両

(デモカーのR35とかはこの類)

もあれば、

逆に人の耳で聞く感じでは問題ないように思える今回のこの黒86やHONDAのNA車両でも

デシベル計で測ると規定騒音値を超えてしまうという現実・・・

 

まあ、ガタガタ言ってもしょうがないので、スパ西 走る為には騒音値を下げないと行けない訳です。

 

メタキャタ装着の為、リフトアップしたので下回りを観察

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フロントアンダーデュフェーザーはタイヤに当たる走行風をオフセットさせるためのフィン

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や、Vマウントオイルクーラー

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に風を逃がさず当てる為の導風板

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がすべてワンオフにて作製されています。

 

リアアンダーデュフェーザーは、デフに風を当てる為のダクトと

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当たった風を逃がすための

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ダクトが設けられ、デフを覆ってしまったことで無くなったジャッキアップポイントを

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R35風に新設

空力を考えてジャッキアップポイントさえも流線型で、これもCNCフライスによるワンオフ品です。

 

マフラーはデュフェーザーの面積を稼ぐためにわざわざセンター出しに造り直した逸品で

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リアからの眺めはこんな感じです。

これらはすべてワンオフにて作製され、エアロパーツに関してはオーナーの自作品です!

っとエアロの紹介はここまで

 

メインのネタはメタルキャタライザー装着状態での

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リセッティング

 

前回の480psに比べ

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30psほどのパワーダウンでした。

やっぱり高回転時の排気の抜けはパワーに直結しますね。

 

メタルキャタライザーを装着することでブーストの掛かるタイミングがすこし変化した為

A/Fのターゲットマップと重点効率マップのトレースポイントを小変更

同じように点火マップのトレースポイントも若干ずれたので、その部分も小変更

 

MOTECと言っても結局圧力基準の制御なんで

圧力の掛かり方が変わればリセッティングが必要と言う現実

エアフロによる流入空気量基準の制御なら、今回の様な変更は要らなかったんじゃないかと・・・

 

エアフロ やっぱり偉大だな~