5速マニュアルミッションから6速マニュアルミッションに換装した
GRX133 マークX+Mの前期車両が
エンジンルームから異音がするという事で入庫したのですが、入庫時にはすでに音は消えており・・・。
はい、良くあるパターンです。
音の出元的には補機ベルト周りやオートテンショナーか?と思ったので
その周辺を点検するも
若干、弱いかな?レベルでアイドリングでも異音が出るような感じではありませんでした。
それよりも
ベルトの劣化や
オイルの滲みが見受けられ
オルタネーターは結構オイルに付着した塵で真っ黒でしたので
オイル漏れの原因であるタペットカバーパッキンの交換を提案させて頂きました。
異音に関してはお預かり中の朝晩、色々な走り方を試しましたが
上の動画の様な音が鳴る事は一度もなく・・・でした。
しばらく様子を診るしかなさそうです。
タペットカバーパッキンの交換をするにはまず
TOMSのスーパーチャージャー用水冷オイルクーラーと
サージタンクを撤去する必要があるので結構な手間が掛かります。
なのでここを外さないと交換できないプラグも同時に新品交換してしまいます。
一通りの作業を終わらせて試運転を行い、オイル漏れが無くなったのを確認したら
オーナーの元に戻るのを待って居た前期+Mですが
ここに来て、こちらのGRX133マークX+M中期車両がご機嫌斜めでして・・・。
エンジンスタートにて各チェックランプも点灯せずに済んだので
シートを装着し
センターコンソールも装着して試運転に出た所
点いた・・・。
原因はコレらしい。
ECUとTRCコントローラーの適合性が取れないんでしょうね。
前期+Mの時は、このデーターでOKだったので
実際に前期+MのTRCコントローラー品番を診て見たら・・・
前期と中期で違うじゃん!!
こうなると整合性の確認からやり直さないと・・・です。
+Mの前期と後期なんて見た目が違うだけでしょって思ってましたが
どうやら制御システムも異なるようです。