注文車両のZ33 フェアレディーZ 名義変更自走時の不具合をピックアップ。修理して納車へ。・・・。

注文車両として探してきた

Z33 フェアレディーZ。

 

各点検を経て、ユーザーにもOKを頂けましたが

かなり古めのナビが装着されていましたので

ナビも純正オーディオも撤去して

ディスプレイオーディオを装着する事に。

 

ただ、小物入れ部分がモニターのステーで

蓋もなにも無い状態だったので、部品を取り寄せて

ちゃんと蓋が閉まる様にしました。

その上で小物入れにはUSBケーブルを引き込んでおきましたので

USBメモリに音楽入れて繋げた時も蓋を閉めれば目立ちません。

 

旧ナビの本体が鎮座していた部分には1DINサイズの小物入れを仕込んで見ましたが

あまり使われることは

無いかも・・・。笑

 

新オーナーの意向で、ラジオは聞けなくても良いので

アンテナを目立たなくして欲しいとの事。

極小アンテナに交換。

多分FMとかはよっぽど良いロケーションじゃない限り入りませんね。

 

車庫証明を提出して受け取りと同時に名義変更に出かける際

すこし距離を走ってみようと思い自走で愛知県豊橋市の陸運局へ。

 

ちょうど雨が降っていたのでACをONにしながら室内が曇らないかどうかをチェック。

最初は問題なく効いていたエアコンですが

豊橋警察に着く寸前の赤信号で止まると、いきなり窓ガラスが曇り始めました。

 

今、ここで壊れる・・・?

 

考え方によってはオーナーの手元に渡る前で壊れてくれて良かったかと。

 

さらに距離を走ると微妙なステアリングセンターのズレと

なんとなく右にズレて行こうとする癖が気になり

旧エアコンコンプレッサーを撤去してリビルト品へ交換。

アライメントテスターにて測定と調整を行い

ステアリングセンターも右に行こうとする動きも正常に治りました。

この辺りの追加整備は、もちろん部品も工賃も当店負担です。

 

納車当日の朝、エンジンを掛けようとするとバッテリーが弱くなっていて

セルスタートの音がしません。

 

点検時は電圧もCCAも問題なかったのが急激に落ち込んだので

再生バッテリー特有の突然死なのかも知れません。

 

これも考え方によっては、オーナーの手に渡る前に発覚して良かったかと。

当店お勧めのGSユアサ製ロングライフバッテリーへ新品交換。

こちらも当店負担です。

 

そこまで年式の新しいクルマではないので、出来るだけ不安は払しょくしたいとは思いますが

すべてを把握する事は無理です、現状では不具合が無い事を点検確認して納車させて頂きました。

 

新車ではない中古車だからこそ、出来る限り程度の良さそうなクルマを見つけ

出来る限りの気遣いをしつつ納車準備をしますが

それでも防げない不具合が出てしまう事もあります。

 

そうなってしまった時に、これはもうしょうがないな。と思えるように

考えれる上での対策は取って悔いのない状態で引き渡したいと思うのは至極当然の事だと思います。

 

 

折角注文して貰ったクルマが

納車ほどなくして不調になる事程悲しい事は無いですからね。

 

 

 

 

 

 

・・・と言っておきながら、納車翌日の朝

「運転席のドアノブでは開かなくなってしまったのですが・・・。」

と電話があり

ドアノブを開いてもドアが開きません。

 

壊れるなら、昨日壊れてよ~。

残念ながら納車翌日に戻って来たフェアレディZです。

大変申し訳ないです。

 

ひとまずドアノブを外すと

赤丸の部分が割れてしまっていて

リンクが空回りしていました。

さすが日産クオリティー・・・。

 

もしかして・・・と思って

助手席側も診て見ると

リンクの埋設部分にクラックが入っていて割れる寸前でした。

 

左右とも弊社負担にてドアノブ交換です。

でもなぜ右のノブは7500円なのに左側は1万円超えるの!?

 

まだ部品が出てくれただけでもありがたいと思わないと・・・ですかね。