今の世の中、クルマの整備には
診断機ってものが幅を利かせてまして、コレなしでは
修理後の警告灯消去すら出来ない状況です。
ですが、この診断機に表示される内容を鵜呑みにすると
本当は壊れていないユニットを交換してしまったりして
今流行の不正請求をしてしまう事に繋がったり、繋がらなかったり・・・。笑
ちょっとだけ自分の意見を言わせてもらいますが
今、不正請求された側の保険会社が声を大にして色々と言ってますよね。
「お客様に迷惑が掛かる事だけは避けないといけない!」
「これはもう詐欺ですよね。」
いやね、大きなモーターの肩を持つ気はさらさらありませんし
世の中で騒がれる前から、大手買取店は全部信じてませんけど
そのセリフ、あなた方が言う事じゃないですよね。
お客様に迷惑が掛かる事だけは避けないといけない!
はっ?
保険会社の対応が原因でめっちゃ迷惑掛かってますけど。
これはもう詐欺ですよね。
は~?
保険締結時に保険証券で約束されたレンタカー代を払わないのは詐欺じゃないんですか?
自動車保険の現実、お客さんに寄り添ってなんかいません。1円でも支払額を少なくする為に・・・。
保険屋の実態はこの記事にしっかり書かせてもらってます。
現場で直に保険屋さんと相対するのは自分達ですので、これがリアルな現状です。
自分達のことを棚に上げて・・・。
日本には素晴らしい表現方法がありますね。
それにしても大きなモーターさん、保険代理店だったはずです。
かなりの数の保険加入を大きなモーター経由で契約へと導いたはずですが
その辺りのお金の流れ、どう処理するんですかね。
考え方によってはお客様に迷惑をかける行為の片棒を保険会社が担いだことに・・・
そんな風には考えないんですかね。
更に損保ジャパンからは出向と言う形で数十人が大きなモーターさんに入社していて
たしか修理部の部長さんは損保ジャパン出身じゃなかったかと・・・。
保険屋さんの言い放った言葉は大きなブーメランとなって帰ってくるんじゃないでしょうか。
本題に戻ります。
本題は診断機を鵜呑みにするな!です。
なぜ、今、そのエラーが立っているのか?
各ユニットの相互CAN通信が原因だった場合、関係ないのはどのDTCか?
理屈を理解した上での診断をするのは診断機ではなく人間です。
高圧と低圧のガス圧がどう推移して、どう変化するのかを診ながら
どこにトラブルが潜んでいるのかを見抜くのに、診断機は使えません。
配管に特殊なアダプターを接続し、時にはガスの流れを遮断したり
逆流させたりして、圧の変化を診断し、どこで詰まっているのか?
もしくはずーっとリリーフされたままなのか?
自分の頭で考えないと、どこが壊れているのか理解出来ず
安易に「とりあえず安価な場所から順番に替えてみるか~」と言う結論を出してしまいます。
わかった上でその部分を交換したのか、適当に交換したら直ったのか
結果は同じでも、そのプロセスが店の経験値を上げる効果はまるで違います。
診断機に頼らないトラブルシュートが出来る様になる為には
ぼーっと生きてる様じゃダメなんです。