とある休日のクルマと共に過ごす風景

いつの事、という訳ではありませんが、特に決まった予定が入っていなかった定休日

まずは早朝、デモカーのFL5に乗りワインディングテスト

エアフロ仕様と圧力制御の差がこう言う場所でどのようにメリットデメリットとして出るか

デモカーを自ら運転して、感性を研ぎ澄ましながら走ります。

 

やはり圧力制御仕様は極微低速時の極低負荷時

(時速にして~5㎞/hでアクセルに足を乗せほんのちょっとだけ力を入れる領域)

エアフロで測定した流入空気差ほどが区別できない領域でガサツ感が出ます。

 

その代わりこう言うワインディングでちょっとオーバースピードでアンダー気味に飛び込んだ時

アクセルの微妙な踏み具合でフロントタイヤの負荷を減らしてアンダーを弱めるまでの時間が速いです。

エアフロ制御とは異なるダイレクト感が出ますね。

もっと簡単に言うとエアフロ制御よりもトルクの変動が感じやすいです。

なのでアンダーオーバーをアクセルで作り出すのが比較的容易になります。

 

でも街乗りを含めた一般ユーズであれば、やはりエアフロ制御の方が良いと思います。

全体的にマイルドと言うか、ドライバーに優しい面が残るので肩ひじ張らずに乗れると思います。

圧力制御仕様にしてしまうと、疲れて帰る仕事帰り、だら~と運転したい時でも

愛車のやる気満タン状態に、あまり残っていない体力を持っていかれてしまう事があるような・・・。

 

セカンドカーでサーキットとか ぶっ飛ばすときにしか乗らない!って言うオーナーには

圧力制御仕様、良いと思います。

 

気温が上がるにつれてタイヤが垂れてきましたが

レーシングプラグを導入したK20Cエンジンは比較的ハードインターバルでも耐えてました。

 

昼ご飯を食べようと秘密基地によるとマクラーレン名古屋から連絡があり

鈴鹿の走行会でトラブルを起こした原因は圧力センサー不良だったとの事。

交換が終わったので納車したいという事で、帰りのドライバーを確保して名古屋へ

 

っが途中、乗っていたレクサスLCをしばらくアイドリングで止めていると

下回りからあまーい香りが。

LLC漏れてる?と思って覗いてみても特にLLCが滴っている様子はなく

マクラーレンの前にレクサスへ。

月ごとに代わるお茶菓子とちょっと変わったドリンクをだして頂き点検結果を待ちます。

 

点検後ワークショップリーダーから説明を受けると

確かにLLCに似たような匂いはしたもののどこからも漏れておらず、滲みもないとの事。

どうも納車時に塗布したエンジンルーム内の艶出し剤に熱が入り

それがLLCと似たような香りがしたのではないか?と言う状況判断でした。

まあ、漏れてないのならそれで良いんですけどね。

 

ちょっとした雑談後自分が手掛けるECUチューンの話になり盛り上がりました。

クルマが好きな人がワークショップリーダーだと、その下で働くスタッフも働きやすいでしょうね。

そのスタッフもクルマが好きであれば・・・と言う条件付きですが。

 

レクサスLC500に問題が無いことが分かったので

マクラーレンGTを引き取るためにマクラーレン名古屋へ

765LTのスパイダーが売り出されてました。

新車定価よりはるかに高いプレ値が付いており

「買っておけば・・・」

と思わずにはいられなかったものの

当時の自分には765LTをオーダー出来る権利すら持ってなかったのでね。

 

ドライバーを頼んだ友人と一緒に

晩御飯は行きつけの和食屋さん、安城の石かわへ。

ここのお店は末っ子が産まれて初めて外食した所でして

若女将はその頃からずっと末っ子の成長を見守ってくれてます。笑

 

この日は確か若鮎の刺身が出てきましたね。

川魚のなかでも結構臭みがあるのが鮎ですが

上手に刺身にすると癖もなく歯ごたえもちょうどよくてまさに絶品でした。

 

普段は末っ子を色々なところに連れて行くために翻弄するのが定休日の常ですが

たまにはこう言う日があっても良いなと思うような1日でした。