オイル取り出しのユニオン装着までは、先日のブログで紹介しましたが
今日はオイルクーラーコアの固定部分です。
このサイズのコアにオイルが充填されるとかなりの重さになります。
なのでしっかりと固定しないと・・・です。
たまにエーモンステーで適当にオイルクーラーコアを装着しているプライベーターを見ますが
多分フル加速&フルブレーキの度にオイルクーラーコアごと動いていると思います。笑
さてまずはコアの位置ですが、GRX133はバンパー内の隙間が割と大きいので
この位置にドーンと付けようと思います。
上部固定用のステーは
3㎜厚のアルミ板を切り出して曲げ処理して造りました。
下部のステーはセンターに1本追加して
こんな感じにしています。
リーンホースメントにはナッターを打ってボルト締めしてありますが
通常のナッターはこう言う形状をしています。
穴に入れると当然こうなり
ステーを載せると嫌らしい隙間が出来るわけです。
なので
ナッターの鍔部分を旋盤で斜めになるように削り、下部の穴にも皿ザグリ処理をすると
フラットになります。
ステーを載せても隙間が出来ません。
「・・・だから何? そんな手間を掛けるぐらいだったら安く済むように工夫してよ!」
って思った人は、きっとこの先も当店には作業を依頼しない方が良いと思います。
そういう人は、パーツなんて付いていれば良いって考え方なんだと思います。
でも
「いや、この拘りは凄い!こう言う仕事をお願いしたい!」
って言う人の琴線にはビンビンに触れる事が出来ると思います。
オイルクーラーコアの固定がしっかりと出来たので
今度はオイルラインを繋げて行きたいと思います。