非常に過ごしやすい気候に恵まれつつ、京都での社員旅行を楽しんでおります。
ハイエースのグランドキャビンをレンタルしてまずは映画村へ。
夕方には少々山奥に籠りましてグランピングなる物を体験する予定です。
スタッフの奥さんや子どもたちも一緒なので結構な大所帯ですが
これはこれで楽しいひと時です。
京都府の皆さま、お騒がせしております。
さて先週末まで手掛けていた
LSD交換の為、ミッションを降ろしたら思いの他クラッチが減っていたGRヤリスは
早速組み込んで見ましたが
純正クラッチとは見た目も若干違うタイプで、ディスクに混ぜ込まれる摩材もちょっと違います。
今まで何台か、メタル系のディスクの入ったGRヤリスに乗りましたが
クラッチの操作性だけでなく、ちょっと気になる事が有ってメタル系は避けてました。
今回も操作性や半クラの扱いやすさを考えて選別しましたが
これが絶妙なクラッチキットでした。
踏力は純正とほぼ変わらずに強化タイプになるにも関わらず
半クラなんかは純正より多いんじゃないか?ってぐらい扱いやすいんです。
純正クラッチは自動送り機構が付いているので減ったら減った分、奥に充て込まれますが
その機能が無い分、このクラッチはペダル踏力が軽いのか・・・?知らんけど。
初期のクラッチディスクの辺り出しとLSDの擦り合わせの為
ちょっと長めの試運転を行いましたが
このクルマ本当に社外のLSDが入ってるの?ってくらい普段乗りにはデメリットが出ず
強化クラッチが入ってるなんて微塵も思えないほど、すんなりクラッチ操作が出来ちゃいます。
オーナーにはすでに納車済みなのでR153での慣らし運転、よろしくお願いします。m(__)m
平成を代表する4WDターボ車と令和の4WDターボ車
ECU周りや4WDコントロールシステムは信じられない様な進化を遂げてますが
スポーツ走行の為にLSDを入れると言う構図は変わり無いようです。
っで、工場内では
もう1台のLSD交換が行われてます。
既にLSD部分は取り出されていて
ワンオフSSTを使ってイニシャルトルクを測ろうとしたのですが
この部分の圧入がとんでもないトン数で圧入されていて、都度抜くのは賢くないと言う事で
SSTの方を造りなおしました。
これだけ長ければスリーブを抜かずにイニシャル測定可能です。
リアデフは既にイニシャルの再調整を施して
デフケースに組込み済です。
前後のLSDのバランスも今後のタイムアップには欠かせないファクターだと思うので
色んなデーター取りをして行きたいと思います。
当店のGRヤリスチューンはECUだけじゃありませんよ!
さて、今日はもう運転しないので昼間っから酒でも飲んでハシャぎますかね~。