S15 シルビア 全開加速中の息継ぎを検証する為ダイナパックへ 86にはワンオフ加工エアロを!

先日のブログで紹介した、燃圧ホースの交換により症状が治まったS15

ダイナパックに載せました。

 

症状が全開中に発症するクルマはダイナパックでの検証が可能ですが

低負荷域やアクセルオフで症状の出る不具合はダイナパックに載せても意味がありません。

 

空燃比計と燃圧計、ブースト計を接続して

検証スタート。

緑がブースト、ピンクが空燃比、オレンジが燃圧で水色はトルクです。

 

3400rpmぐらいまではブーストの立ち上がりに準じで燃圧も立ち上がりますが

3500rpm付近からいきなりドロップし、釣られて空燃比も薄くなります。

 

燃料カットの様な症状が出ていた時は、きっと

空燃比は16から17ぐらいまで薄くなってたと予想されます。

燃圧ホースの交換で若干増しになって13台まで濃くなってますが

これでもまだ薄いので、4000rpm付近でトルクの凹んだような失速を感じたんだと思います。

 

一般的にはブースト圧+3kほどの燃圧が掛かり続けなければいけないので

ブーストと燃圧は並行してグラフを描かないといけないのですが

何らかの理由で燃圧がジグザグしてます。

5500rpm以降では燃圧真っ逆さまですね。

 

ひとまず4000rpm付近で燃圧がドロップする事はわかったので

次はその原因を推測しないといけません。

 

燃料フィルターは交換したので、フィルター詰まりは考えにくいです。

彼の中のダイヤフラムがパンクしたか

燃料ポンプが寿命を迎えたか、もしくはその両方か・・・。

高回転でドロップしまくる事を診ると、やはり燃料ポンプの可能性が高いと思います。

 

この年式の日産車が通る通過儀式の洗礼を漏れなく受けている様な感じですね・・・。

 

 

VARISのエアロをワイドフェンダーに合わせてガーニッシュを創ったり

フォグやウインカー場分のカバーを作成していた86

に、ようやく

バンパーが装着されます。

 

その前に

トラスト製のエアインテークを取り付けて

バンパーを組み込みます。

こちらのカーボンガーニッシュはVARIS製ですが

このカバーはワンオフで作製した物です。

 

あとは

この部分のガーニッシュが塗装から帰って来たら貼り付けるだけです。

もうちょっとで完成ですね。