昨日のブログでちょっとだけ出て来た
S15 シルビア。
全開で加速をして行くと4000rpm付近で息継ぎを起こし
酷い時は燃料カットが入ったように急激なエンジンブレーキが掛かります。
しかも毎回では無く、出る時と出ない時があると言う、日産車定番の壊れ方。
技術の日産!は技術が無いと弄れないと言う意。
やっちゃえ日産!!と言うフレーズにヤラれっぱなしの中古車日産ユーザーを
なんとか助けたいと
まずはエアフロを交換したのですが、交換前4.8Vだったのが4.2Vぐらいまで下降。
でも息継ぎ症状は治らず・・・。
エアフロリミッターを解除したデーターを突っ込んだECUを繋いでテストして診るも
何回か全開を繰り返すと
症状が発症したのでECUが原因と言う可能性が減りました。
エアフロ電圧がガクッと落ちるのと同時にインジェクターの吐出量も減るので
リミッター発動かと思っていたのですが
リミッターを解除しても発症するのであればその予想は外れ。
ついでに
こんな感じだったECUカプラー周りを
スッキリさせました。
一部の量販店さんは、なんでもかんでもエレクトロタップで装着しようとしますが・・・。
エンジンルームを診るとサクションホースが純正のままです。
稀にこのサクションが加速中に潰れてしまい空気を吸えなくなると言う症状が起きます。
サクションパイプが写せるようにGOPROを付けて走行時を撮影!
ん~潰れてないですね。
数年前に同じ様な症状を患っていたS14は、燃料フィルターに鉄粉が堆積していて
加速走行を繰り返すとその鉄粉がフィルター出口に集合して詰まりを発生させて燃圧ダウン。
車両を診て見ると当時物?のフィルターの様なので
新品に交換して、旧いフィルターは逆噴射させてみましたが
そこまでドロドロの物体は出て来ず・・・。
症状も治まらず・・・。
次は燃圧レギュレーターを疑いますが
これも当時物ですね。
レギュレーターがパンクしていたりホースが裂けたりしていると
レギュレーターがブーストに応じた燃圧上昇を行えずに空燃比が薄くなります。
まずはレギュレーターにインマニ圧を供給するホースをすべてシリコンホースに替えて診ました。
症状は治まら・・・治まりましたね。
根本原因は燃圧不良だった様です。
ただ、治まったものの、4000rpm付近で若干トルクが凹む様な気がします。
完治では無い様な気がするので、ダイナパックに載せて燃圧と空燃比を測る事にしました。
続きはまた後日のブログで。