ロータス エキシージ用2GRエンジン ヘッドが乗りカムクリアランスと同時に・・・

先日のブログで、両バンクにシリンダーヘッドが組まれ

カムクリアランスの測定値を見て

シムを入れ替えてます。

ローラーロッカーが押すバルブトップの

この位置の

これがクリアランス調整用シムですが、そもそもの2GRには存在しません。

もともとはラッシュアジャスター式ですからね。

 

他エンジン用のシムを使うのですが

一般的なサイズのシムだと調整し切れない箇所がありました。

ローラーロッカーのレバー比が流用元と違うのでカムクリアランス計算値が少しズレます。

手持ちで足らない分は新規発注して、その入荷を待つ間に

クルマから降ろしたエンジンから

取り外して置いたオイルパンや

オイルパンハウジングをキレイに清掃して行きます。

 

380CUPはエキシージSや350とはオイルパンが異なり

バッフルプレート処理されていて内部には1WAYの

シャッターが

内蔵されてます。

これは当店のデモカーGR86にも装着した

このバッフルプレートにも装着されているシャッターですね。

良い物にはちゃんとした物が装着されてます。

 

他にも

オイルブロックや

スーパーチャージャー等の下準備を行いつつ

アイドラプーリー等の

組み上げ準備も進めています。

 

先週末にはこのエキシージとは

別のエキシージが入庫していまして

ブーストアッププーリーを装着しながらECUセッティングを進めて行きます。

 

V6エキシージのエンジン作製やECUセッティングは

全国的に見ても手掛ける事の出来るお店は多くないと思います。

 

スペシャルエンジン製作を目論んでいるV6エキシージオーナーの皆さん

ECUセッティングまで含めたトータルでのセットアップ、検討して見ませんか?