FD3S RX-7 再全塗装完成! きちんとした仕事を診て思う事・・・

日々のブログちょくちょくと登場した黄色いFD3S RX-7が

全塗装を終えて、塗装工場から

帰って来ました!

細部にわたり気遣いながら再塗装を進めたので同色ながらパリっと仕上がっています!!

 

これからGTウイングを再装着したり、ハッチバックの雨水対策

タイヤ交換を経てオーナーの元に戻って行きます。

 

引きで撮影すると

黄色いFDが入庫していた時にリフトに乗っていた赤いFDが

まだリフトに乗ってます・・・。

追加の作業が入ったのでリフトアウトはもう少し先になりそうです。

 

昨日のブログに出て来た

ブルーメタリックのGDBインプレッサもエアロ塗装と装着作業でしたが

ここの所

エアロをきちんと装着したい

とか

お金はある程度掛かっても良いので、しっかりと全塗装したい

と言う人が来店して下さり、クルマを預けて下さります。

有難い話です。

 

安かろう、悪かろうと言う時代は、もう終わったのでしょうね。

30年落ちのJDMスポーツカーが600万円とか1000万円で売り買いされる時代に

とにかく低価格で・・・と言う需要は

チューニングショップ業界においてはなくなって行くと思います。

安いだけなら自分でネットで買って、持込専門店で着ければ良い話ですからね。

 

チューニングとは直訳すると調律を意味します。

そもそもピアノやギターの音を基準音に合わせ込む事、それが調律です。

 

クルマのチューニングは、オーナーが持つ理想に近づける為

ショップが持つ技術を用いて

オーナーの琴線に触れるようなドライブフィールに合わせ込む事だと考えます。

 

合わせ込む事の出来る技術は、経験から来るのであって

道具さえあれば出来ると言うわけではありません。

 

ダイナパックやアライメントテスターを駆使する事はもちろんですが

それを使い込んだ上でオーナーの求めるフィーリングにどう合わせ込めるか?

 

求められた結果が出せれば、それに見合った費用を請求しても

お礼こそ言われますが、文句は言われません。

 

デモカーを使って走り込むのも

なにを どうしたら どうなるのかを肌で感じ、体で覚えるためです。

 

机上の計算やダイナパックでのセッティングも大事ですが

そこで造り込めるのはせいぜい全体の40%ほどです。

残りの60%はやっぱり実走で詰めて行かないと・・・。

その為のデモカーです。

 

ドレスアップしてショールームに飾られるのもデモカーですが

使い倒して、走り込んで、シバき倒されるのもデモカーの役割です。

 

GRヤリスのSTEP2が一段落したら

今度はGR86がシバき倒される番です。笑