長らく作業が止まっていたロータス エキシージ380CUP用の
特注クラッチが完成したので
クランクプーリー、クランク、フライホイル&クラッチでの
アッセンブリーバランス処理を施工
しました。
V6のバランスは
結構シビアですので
クランク単体で取ってしまうと、アチャ~って事になる時も有ります。
同一中心で回る物をすべて組みつけた状態でバランス処理するアッセンブリーバランスは
そもそもその加工ができる所が少なく、V6ともなれば、なかなか施工してくれません。
この貴重なクランクを
まずはシコシコとラッピング処理して行きます。
クランクメタルやコンロッドメタルが接触する部分をひたすらピカピカにするのですが
正直、自分はこう言う作業が苦手です。
PC使って、重箱の隅を突くようなセッティングは何時間でも出来ますが
クランクのラッピングは1カ所やったら、次の日に回します。笑
チーフメカニックはこう言う作業を黙々と熟し
海外製のムフフなベアリングを介してブロックに組み込みました。
先日のブログに出て来た
このブロックはエキシージの2GRエンジンだったんです。
コンロッドメタルが組み込まれる部分も
ツルツル
ピカピカです。
このままブロックは精密組み上げし、2GRの肝となるシリンダーヘッドは
オリジナル加工したシムやチタンバルブ等を組み込みながら
380CUPにふさわしい、スペシャルな1台として組み上げて行きます。
在庫分がOS技研さんから
到着しました。
ロータスDAYでも話題沸騰だったACマインズさんとの共同販売品です。
もちろん当店でも販売、組み付け出来ますので
気になる方は是非、お問い合わせ下さい!