LSDを装着するに当たり
まずはどの車種のデフケースを使っているのかを調べる所から始まった
ER34 スカイラインのLSD組込み。
結局Z32フェアレディーZのNA用が使われていたって事で
該当するNISMOのLSDを頼んで組み込んだのですが
歯当たりが微妙だったので、コンパニオンフランジ側のスラストシムを組み替えたのですが
今度は逆方向に行き過ぎ・・・。
再度バラして、間のシムを入れ直したのですが、写真を撮り忘れると言う痛恨のミス。
LSDを組み込んだデフケースを車載し、一度はダイナパックに載せたのですが
ZC33S スイフトを再セッティングしなければ行けなくなり、一度、引きずり降ろされました・・・。笑
ZC33Sのリセッティングが無事に完成し
ようやく本腰を入れてER34 スカイラインのセッティングに入ったのですが
なかなかブーストが決まらずに1日を費やしました。
NVCSのOFFポイントと点火が遅すぎた事によるミスファイアが相まって
ブーストソレノイドのDUTYを0%にしてもブーストがジリジリと上がる症状でしたが
2つの要因を少しずつ擦り合わせる事で
だいぶブーストが安定する様になりました。
今回もダイヤル式の
ブーストコントロールデバイスを造って、左いっぱいに回すとLOブースト
右いっぱいに回すとHIブースト、その間はリニアに補間される無段階ブースト仕様です。
まずはLOブーストでの燃料と
点火をある程度合わせたら
EX側バルタイのベストを
探ります。
方向性を確認したらHIブーストで上まで回して
こんな感じでした。
これでたたき台が出来上がったので、今回はブーストPIDの煮詰めを行って
最終的なブーストをこんな感じに設定しました。
クローズドループによるPIDブーストコントロールで
LINKが頑張って目標ブーストになる様に制御しているのが見て取れると思います。
パワーとトルクは
TCF1.2で634ps トルク76.3k
LOブーストだと552ps トルク66.7kでした。
係数無しでも530psは出ているので、まあまあ速いと思います。
ダイナパックから降ろして、実走セッティングに移行したいと思います。