先日のブログで、LSDの組込みを紹介したレクサスIS300ですが
バックラッシュ調整用のシムが手持ちの物では足りなかったので
メーカーに発注して入荷。
シムって言ってもCクリップ共用です。
これをサイドベアリングの外側に入れるのですが、この大きさでこの厚さのクリップ・・・。
縮める為のリングプライヤーも屈強な物を使わないと
「パンっ」
て言って飛んで行きます。
かと言って縮めすぎると変形してしまってバックラッシュがズレるので
経験がモノを言う作業です。
組込み後のバックラッシュは狙った通りの数値になったので
蓋を閉めてサイドシールを新品にします。
外した時とは逆の手順で
デフキャリアを車載し、関係部位を元通りにしたら
試運転をします。
一昔前のLSDと言えば、バキバキ言ってないと効きが弱い！
とか
Uターン時はタイヤがザッザ言って引きずられてても、それが当たり前
見たいな感じでしたが、今時のLSDはそんな下品な仕様は好かれません。
街乗りも極普通に出来て、変な音もしないのに
ワインディングでアクセルを操作すると、思ったラインに乗せれる！
高速をハイペースで走っていても疲れない！
これが今時のLSDです。
今回は2.0LターボエンジンのIS300用LSDでは無かったものの
組み合わせるLSDオイルや仕様をベストチョイスする事で
慣らし運転が終わる前から、かなりジェントルな仕様に仕上がってます。
まさに車格に見合ったLSDと言った感じです。
カメラを少し広角にすると
GRX130 マークX GRスポーツが
岡崎ナンバーに変更され
新オーナー名義にて登録が完了しました。
6速ミッションに載せ替えているのはGRX133、こちらはGRX130ですね。
2.5LのV6エンジンなのですが、登録時には環境性能割増税なる物を徴収されました。
減価償却上の残価が1002000円でそれに2％が課税され20000円を払ってください・・・と。
https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/jichi_zeisei/czaisei/131410.html
ガソリン車だから環境に悪い？
電気自動車だから環境に良い？
一概には言えない部分だとは思いますが、世界全体としてはEV化を後押しするような
そんな見えない力が大いに作用している様に感じますね。
クルマとして楽しく乗れるのであれば内燃機関でも電気自動車でも
自分的にはどちらを贔屓する事もありませんが、今までの内燃機関としての歴史を
全否定するようなコメンテーターのおしゃべりほど つまらない物は無いですね。
