WGNC34 ステージア ダイナパックでのバルタイセッティング!

ブーストの立ち上がりがやたらと遅いと言う事で

バルタイの確認をしたら、タイミングベルトが危なかったWGNC34

無事新品ベルト&ウォーターポンプに交換して、ようやくバルタイのセッティングへ!

 

どのくらいブーストの立ち上がりが遅かったかと言うと

こんな感じです。

破線はBCNR33の純正タービンブーストアップ仕様で実線が今回のステージア。

水色実線はVcamを意図的にOFFにしたのですが

ブースト0.5k掛けるのに5000rpmまで回さないといけません。

VcamをONにして、LINKのG4Xで進角具合を調整しますが

それでもブースト0.5k掛けるのに4000rpmまで回さなければならず

BCNR33純正タービンに比べると雲泥の差です。

 

試しにブースト1.3k掛けるにはどこまで回すんだ?と試して見た所

6000rpmちょっとまで回す必要がありました。

 

はい・・・タービンがHKSのGT2540ツインと言う、ビッグツインターボ仕様なんです。

ただ・・・

だとしても・・・・

このブースト推移はダメでしょ~と言う事で

EX側のスライドカムプーリーをズラしながら、総合的なバルタイをこねくり回して見ました。

その時のトルクとパワーの推移です。

ブーストはいずれも0.6kですが、バルタイの違いでここまでの差が出ます。

 

RBエンジンにはNVCSやVcamなどのバルタイ調整機構は要らない!

邪魔になるだけで効果が無い!!とおっしゃる諸先輩方がいらっしゃいますが

このグラフをどう、説明するのでしょうかね。ニヤニヤ

 

最終的には

最大ブーストは0.6kのままですが、3500rpm付近のブーストの立ち上がりがかなり良くなり

バルタイ調整前と比べると、こんな感じの差になりました。

3000rpm付近のトルクで差を見ると

バルタイ調整前は25kしか無かったトルクが、調整後は32.5kへ!

街乗りで一番よく使う領域だと思いますので、この差は明らかに体感できると思います。

この勢いでHIブーストもセッティングして行こうと思います。

 

RB26やRB25のバルタイセッティング、お任せください!