デモカーGXPA16ヤリスGR-FOUR SARDマフラー&ブーストセッティング!

デモカーのヤリスGR-FOURをパワーチェックした

色々とパワーチェック時の情報を集めましたが

手動によるテストモードへの変更は

海外ではバーンアウトモード

正式名称はAWDテストモードと言うらしいです。

 

また、一部のSNSで話題になっている

走行距離が進むとパワーが上がると言う噂。

「ある一定の走行距離を超えると、リミッターが解除されてパワーが上がる」

みたいなことを鼻息荒く書いている人を見かけましたが

メーカー側の開発に携わった方に確認した所、そんなモードは設定していないとの事。

 

確かにレクサスのLFAには慣らしモードと言う物が存在し

ある一定の走行距離を超えないとレブリミッターが低く設定されていて

最高回転数まで回らなかったそうです。

っが、ヤリスレベルの価格帯のクルマに

そんなモードを設定する予算は与えれれていなかった。と言われ、納得。

 

やはりTCFを1.25にしないとカタログ馬力に届かないのは

何らかの制御が入っている訳では無く、この車体の実力!?と言う事に。

他店ではTCF1.15で260馬力オーバーしている記事も見かけますので

うちのデモカーが個体的にパワー足らずのクルマなのか

うちのダイナパックがパワーに対して厳しいのか・・・。

他のGR-FOURが入庫した際に明らかになると思いますが

ひとまずはTCF1.25にて進めて行きます。

 

っでSARDのマフラーを衝動買いして、納品を待っていたら

大人の忖度をして頂けたのか、予想していたよりもかなり早く入荷し

装着!

 

装着したら、パワーを測って見たいじゃないですか。

わずかなダイナパックの空きを使ってパワーチェック

破線がノーマル時、実線がSARDマフラー装着時です。

奇跡の一本では無く、安定したパワーグラフだと言う事が分かるように

数本を重ねてあります。

 

最大トルクに関しては3キロ近く向上し

パワーも4000rpm以降ほぼ全域で上がってます!

 

パワーチェック中の

排気音は乾いた感じでかなり好みです。

チタンは材質として硬いので、高周波よりの音が出やすく好きな人にとってはたまらないですね。

 

折角なんで、電子式のブーストコントローラーを装着して

ブーストアップも試して見る事にしました。

っが、このエンジンにはブーストを測れる配管がありません。

アダプターをワンオフで

作製し純正MAPセンサーに

ゲタをかます感じで装着し、サージタンクの圧力を直に測ります。

「OBDからブースト圧、読めますよ!」

どこかのSNSで聞こえて来そうなセリフですが、電子式のブーストコントローラー付けて

OBDからのブースト圧読んでたら、それこそ、意味ありませんよ。

その数字を誤魔化してブーストを上げるんですから!!

 

なのでこの手のコントローラーでブーストアップする際は

必ずサージタンクの圧力を直で読まないといけません。

 

リアルタイムにブーストセッティングが出来るので

一番良さそうな数値になる様にデーターをオフセットさせて

最大トルク47.7k 290psまでパワーアップしました。

破線がノーマル時

ピンクがSARDマフラー装着時

オレンジがSARDマフラー+ブーストアップ後です。

 

ここまでグラフ推移が変われば体感でも違うでしょうね。

 

ECUとの通信がなかなか出来ないので、当面の間はこう言ったパーツ類を使って

比較的ライトな触りでパワーアップするのもお手軽で良いかもしれません。

 

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