現車合わせセッティング以外のECUチューンも並行作業中!

今週前半に現車合わせセッティングの終わった

ZC33S スイフトスポーツ

 

オーナーからは

「高速の合流で往復それぞれ2回、合計4回、6速で40kmから加速を試したところ、

 特に引っ掛かりや違和感もなく、エンジンからの音も、特に気になる点はありませんでした。

 アクセルを踏むとスムーズかつ強力な加速で

 特に1500~1700rpmから上のレスポンスが非常にクイックで

 固定していない社内の荷物が後ろへ転げ落ちるほどでした!

 以前と比べて 街乗り低回転の燃費はそれなりに落ちますが

 得られた出力とレスポンスは ハンパないです。

 大変満足しています。」(すべて原文通り)

と言う好評を頂きました。

 

最大パワーの上昇はもちろんですが、待ち乗り領域や

高速道路巡行領域の気持ちよさも検証した上でのECUデーターです。

気に入って頂けたようで何よりです。

山口県から自走で来ていただいた甲斐がありました。

 

今週2台目の現車セッティングは

後期のZC33Sでタービン交換車です。

いつものように順序良く作業を進めますが・・・

パワーが出ない。

トラブルシュートの様子はまた後日にアップします。

 

んでっ、今日は現車合わせセッティング以外のECUチューンをご紹介。

こちらのブログで紹介した700psオーバーのF10型BMW M5

前回の納車時には

270㎞で作動するスピードリミッターが解除出来ませんでした。

今回再チャレンジさせてもらったのですが

このF10にはECUがエンジンルーム内に2つあります。

しかも水冷のECU・・・。

書換えるにはその都度2個ともデーター変更しないといけないと言う面倒が付きまといます。

 

前回は予定していた納車日ギリギリまでチャレンジしましたが

時間切れでゲームオーバー

今回の入庫で思いつく様々な対策を講じて

スピードリミッター解除成功!

 

ヒントはスピードメーターの針が動いていない所です。

6速固定で5400rpmで止まっていたスピードリミッターが

今回は6000rpm以上まで回って行きますのでリミッターが切れている事になります。

 

リミッターが効いていた時は、リフト上での空回しでもスピードメーターが動いていました。

っが今回はリフト上の空回しだとスピードメーターが動きません。

もちろん実走すればスピードメーターは動きます。

 

リフト上の空回しと実走で違うのは・・・?

なぜ空回し時だけスピードメーターが動かない・・・?

これがスピードリミッターカット成功のヒントです。

 

続いてのECUチューンは

HA36S アルトワークス用ECUにSTEP1データーのインストール。

多くはありませんが月1台ぐらいのペースで施工します。

ほとんど通販扱いですね。

 

続いては

ZC33S スイフトスポーツ用ECUにStep2データーのインストール。

こちらは逆に通販は少ないです。

取り外しが面倒なので、実車に乗って店頭までいらっしゃる方がほとんどです。

 

最後は

G07型 BMW X7から

ECUデーターの読出し

データー量、8Mありました!

まだ書き換えは行っていませんが、ノーマルデーターが読み込めたのは大きな一歩です。

 

ダイナパックを使った現車合わせセッティング

現車合わせを伴わないECUチューニング

いずれも大好評にて施工依頼受付中です。