F10 BMW M5 ダイナパックセッティングにて700psオーバー!

普通にブログアップしていますが本日日曜日は定休日です。

ブログアップはしていますが、基本的にお休みです。

「ブログ上がってるからさー、仕事してるかと思って電話したんだけど」

って言って携帯に電話掛かって来ますけど、あの~お休みです。

まあ、出れる状況であれば出ますけど。笑

 

お店に電話を頂いても日曜、月曜は自動音声にて定休日のアナウンスが流れます。

メールやLINEでお問い合わせを送って頂く事は可能ですが

返信は明後日の火曜以降に随時対応して行きますのでご理解ください。

 

さて、タペットカバーパッキンの交換が終わった

F10型 BMW-M5

 

もともとECUセッティングの依頼にて入庫したのですが

ここに来るまでが長かったです。

 

測定用の

各センサーを取り付けてパワーチェックに備えつつ

ECUと通信する時のバッテリースタビライザーを準備。

電源電圧を安定させないと書換でデーターが吹っ飛んでECUがお亡くなりになる事も多々あるのがBMW。

 

まずは

純正ECUデーターが読み込めるのか?と言う所からスタート。

無事Read出来ましたので、今度はデーターの解析。

 

その間にノーマルECUでのパワーチェックを行い、現状の体力測定を行います。

入庫時にはすでにアフターマーケットのダウンパイプやストレートマフラーに替わっていて

セッティングをスタートする前から、迫力のある数字が叩きだされました。

グラフは後程・・・。

 

解析したデーターを編集して

車両に書き込み、そしてパワーチェックして結果を見て、少し悩んで・・・

編集→書き込み→パワーチェックを数回繰り返します。

 

セッティングが決まって来ると

排気音も澄んできます。

 

っで結果は

入庫時638ps トルク85.3k

だったのが706ps 90.5kまでアップデート!

しかも3000rpmでトルク90kオーバーですので、全開即フルトルク!!みたいなエンジンになりました。

 

ノーマルでの測定基準値が無いので、今回は同じ様なV型エンジンを搭載した

R35 GT-Rのパワーチェックをする際のTCF1.15にて表記しています。

 

700psのR35を造ろうと思うと、タービン交換必須ですが

排気系の交換とECUセッティングで700psを超えるって、とんでもないクルマですね。

 

今回は現車合わせセッティングになるので700psオーバーまで行けましたが

今後販売するF10-M5専用の車種別データーインストールのみだと

パワーは若干落ちます。(緑色のグラフ)

 

ダイナパックから降ろして

実走行での微調整を行いました。

車重があるとはいえ、トルク90kオーバーの700ps越え

遅い訳が無いです。

 

点火系のトラブルからスタートしセッティング完了までかなりの時間を要しましたが

待った甲斐のある、お金を掛けた甲斐のある

モンスターセダン

完成です!