先日のブログでミッションを分解した所までを紹介した
ZZW30 MR-Sは既にリフトアウトしてます。笑
純正のデファレンシャルをリングギアから取り外して
ATS製の2WAY LSDを仮組して
ケースを載せて、動作確認。
特に引っ掛かりもなく、スムーズに各ギヤ共まわったので、一度バラして本組み。
ATSのLSD単体での画像、取り忘れ・・・。
ミッションASSYが組みあがったら
純正のクラッチ&フライホイルを取り外してクランクリアオイルシールも抜いてしまいます。
折角ここまでバラしたので、ケチらずに新品シールに交換します。
戸田の軽量フライホイルと
エクセディーの強化クラッチを組んだら、ミッションを載せてミッションオイルを注入!
試運転に出掛けると慣らしが終わっていないにも関わらず
非常にスムーズな乗り味で、やっぱり2WAYにして良かったと。
2WAYと言うと、バリバリのドリ車仕様みたいに思われますが
イニシャルトルクの設定によっては非常に乗りやすいオールマイティーな仕様になります。
1WAYとか1.5WAYって、アクセルOFFでLSD効果が無くなる、もしくは薄れます。
コーナーの入り口ではアンダーが消えやすいかもしれませんが
中盤以降でテールスライドしないまでも、軌道を修正する為のアクセルワークをしたらどうなります?
アクセルONでLSDが効いて、抜いたら効かない・・・。
コーナー中盤以降アクセル全開で抜けれる様なセッティングなら良いのですが
微妙なアクセルワークが求められるシュチュエーションでは1WAY故に逆にギクシャクします。
なのでストリートが主体となる車両では、あえて2WAYを入れて
イニシャルトルクを上手に合わせることで凄く乗りやすいクルマになります。
バリバリのサーキットアタックカーでも、今の時代LSDは効かせない方向が流行ってます。
技術は日々、進歩してますね。
LSDとクラッチ交換の終わったMR-S
今度はロールバーの装着に移行して行きます。