ZC33S スイフトスポーツ HKSフラッシュエディターによるECUチューン

昨日、ブログの最後でちょっとだけ紹介したZC33S スイフトスポーツ

マフラーは既にHKSのSpec-LⅡに交換した上で

ダイナパックへ。

あれっ?ダイナパックが・・・。

 

カバー外されて、中身がモロ見えになってますが

別に壊れたわけではありません。

 

導入から10年経つので、作動油の点検とユニットからのエア混入が無いかを

ダイナパックジャパンのジョンが点検してくれています。

 

その間に

HKSのフラッシュエディターを車両に接続して

ノーマルECUとの照合を終わらせます。

画面上はREADと言う言葉が使われていますが

この段階でフラッシュエディターがノーマルECUのデーターを読んでいる訳ではないです。

 

なので

1分もしないで、READ COMPLETED!

 

実際にはデーターを読んだのではなくて

ECUデーターの種類がフラッシュエディターで書き換えられる種類なのか

識別出来たという意味です。

 

なので、このフラッシュエディターを今度はPCと繋いで

HKS曰く初期化と言う作業を行います。

この段階で先ほどECUと照合したデーターのIDから純正データーを落とし込んできて

フラッシュエディターの中に3種類のデーターを生成します。

NormalとPhase1&Phase2です。

 

なので

86やS660の初期化とはちがって、かなりの時間が必要です。

進行具合はバーと%で表示されるので

もしかしてフリーズしてます?って言うドキドキは抑えられます。笑

 

初期化出来たフラッシュエディターは再度車両に接続し

ECU ReFLASHを選択すれば、お好みのデーターが書き込めます。

 

ここまでは、一般の方でも出来る(逆に言うとやらないといけない?)作業です。

 

今回はこのフラッシュエディターで生成されたデーターを

更にデーター編集して、当店オリジナルデーターを作製して行くのが仕事です。

 

フラッシュエディターのデーター編集はHKSが認定したパワーライター店の中でも

さらにフラッシュエディターの編集ツールを持っているお店しかできません。

VproやFconISとはまるで勝手が違うので

フルコンのセッティングが出来る=純正ECUのチューンも出来る

と言う公式が成り立つわけではありません。

 

純正ECUチューンが出来て、フルコンのセッティングが出来ない人はあまり見かけませんが

フルコンのセッティングが出来ても純正ECUチューンが出来ない人・・・結構たくさんいます。

(出来ないとは言えないので外注に頼んでますけどね。)

 

与太話をしている間に

ダイナパックの点検とメンテナンスが終了し、正規の姿に戻りました。

 

これからセッティングして行きます。