先日納車出来た
VAB WRX-TIのエンジンルームは
最終的にはこんな感じのレイアウトになり
ブローオフバルブのリターン等含め完全合法仕様です。
納車日の朝まで使って
低水温時、低負荷域のECU調整を行い
簡易Dジェトロ制御の仮想マップも微調整。
なんとか納得できるレベルになったので納車させて頂きましたが
G30-660と言うタービンを純正ECUで制御するのはかなりしんどかったです。
同じタービンを使うGRBインプレッサ用のE/Gも組み上げが終わり
ミッションとメンバーを仮装着した状態でタービンのセットアップを行っています。
先日のブログでも取り上げていますが
色々と悪さをするTGVはフラップだけでなく、仕切り板も
撤去して、ごく普通のインマニの様にしてあります。
もともとモーターが付く部分も
メクラをワンオフで製作し
シャフトごと撤去してます。
これがどれほどの効果を生むのかは分かりませんが、折角エンジンを造り直したので
動かさない余分な物は、出来れば撤去してしまった方が気持ち良いですよね。
純正ECU制御だと、この部分でエラー対策をしないといけませんが
今回はLINKのプラグインで制御するので、その辺りは自由自在に何とでもなります。
しかし、VABと同じ作業だと少々安気に考えていましたが
VABのEJ20とGRBのEJ20 各部が微妙に異なるのですね。
結局レイアウト含めて1から造り直しに・・・。
タービンをベストな位置に仮置きして
サポートパイプを
繋げて行き
いい感じになったら
タービンを取り外しサポートパイプ単体で本溶接
本溶接後
再度エンジンに組み付けて
今度はタービンステーの製作の為、ステーのボスを溶接し
ステー1本目が完成
続いてステー2本目の為
ボスの位置をここに決定。
ニョキニョキとステーを生やして行きます。笑
タービンがしっかり固定出来たら、今度はウェストゲートのセットアップです。
色々と予想とは異なる部分が多く、思った以上に時間が掛かっていますが
このGRBインプレッサは純正ECUではなく
LINKのプラグインでセッティングするので、その部分での憂鬱さは無いですね。笑