燃焼室のスキッシュエリアの壁にアルミが若干溶けたような跡があるのと
シリンダー上部にも熱でヤラれた様な跡が有ると言う事で
結局エンジンを車両から降ろしてオーバーホールする事になりました。
シリンダーの内壁を整えて、ピストンはHKSの鍛造品へ
ヘッドは一度バラして、燃焼室加工に出す事にします。
ZN6 86の前期車両は
不具合が出る前の予防交換としてATFの圧送交換です。
変速ショックが出て初めて、
「ATFを交換しなくちゃ!」
と思う方も多いようですが
すでに変速がおかしくなったと言う事は
AT内部のバルブボディーが正常に動いていないと言う事です。
一過性の症状であればATF交換で直る可能性もありますが
継続的もしくは再現性のある不具合が出てしまってからでは
ATFを交換しても、高確率で症状はそのままです。
おかしな症状が出る前に交換するのがATFの基本ですね。
エンジンチェックランプが点灯して入庫した
メルセデスベンツ B180は
診断機を繋げると
アクスルスピードセンサーの故障と出ています。
実はこのB180、以前にも同じ症状で入庫していまして
その際は左の後輪のセンサー不良でしたが、今回は右側後輪用が逝ってしまった様です。
センサーを交換し
診断機でエラーを消去しますが、その後キャリブレーションが必要です。
ついでにサービスリマインダーもリセットしておきました。
エンジンOHからオイル交換、輸入車の故障診断
なんでもお任せください!とは言いませんが
一般的な整備屋さんに比べれば多岐に渡る作業が可能です。
困ったことがあれば、まずはご相談下さい。
ただ、性格的にまどろっこしいのが嫌いなので
結構な勢いでストレートな物言いをします。
ダメなパーツに関してはダメと言いますし
今までの経験上 それは無駄だなと思う事は最初から依頼を断ります。
そう言う対応が一部の人には気に入らないようで
Googeのクチコミに色々と書かれたりします。笑
っが、このスタンスを変える予定はありませんので
お客様の言う事は絶対だ!
と言うお気持ちでしたら、最初から相談しない方が良いと思います。
お互い嫌な気持ちにならずに済みますので。