今年の4月に仮納車した
ZN6 86が慣らし運転を終えて再入庫しました。
慣らし運転後のECUセッティングですが
まずはE/Gオイルとエレメントそしてエアフィルターを交換して
ECUセッティング前のパワーチェック。
その後ECUを現車に合わせてセッティングして
こんな感じの差になりました。
下で6本重なっているののが入庫時のグラフで197.5ps トルクは22.8kでした。
梅雨まっただ中で湿度が83.6%もあったので、なかなかパワーが伸びなかったのですが
ECUセッティング後は238.5ps トルク26.6kまで伸びました!
最大パワーの伸び代にもビックリしましたが
3000rpm~5000rpmで発症する 86名物のトルクの谷が逆に伸びています。
やはりエンジン内部に手を入れるだけでは不十分で
それに合わせたセッティングをすることが大事です。
分かりやすくビフォーアフター1本ずつで比較すると
こんな感じです。
あとはダイナパックから降ろして、実走での微調整をして終了となります。
86はECU現車合わせセッティングでしたが
こちらは定められたデーターをインストールするECUチューンです。
LA400K コペンのECUに専用のアダプターをハンダ付けした上で
ノーマルデーターを確実にバックアップします。
バックアップデーターを確認後
読み出したデーターを元に必要箇所を編集して再書き込みします。
お店によってはノーマルデーターのバックアップを取らずに
決められたデーターを上書きするそうです。
イモビのデーターとかどうしてるんでしょうね?イモビレス??
当店ではもちろんイモビライザーデーターもバックアップしてあるので
万が一ECUが物理的に壊れても
同じ内容、同じイモビデーターを別のECUにインストールする事で
クローン化されたECUを再生させることも可能です。
わざわざ新品のECUを買って
高いお金出してディーラーでイモビ新規登録しなくても
中古で買ってきたウェイク等のECUをコペン用にクローン化!?出来ます。
当店にてECUチューンされた方のみのサービスにはなるのであしからず・・・。