昨日のブログに出てきた
このR35 GT-Rの横では
ピンク色のS15シルビアがリフトに載せられ
シリンダーヘッドを降ろす作業中です。
アイドリングでしばらく暖気するとマフラーから白煙がモクモク・・・
エンジンの外観的には問題無さそうなので
ヘッドを降ろして
燃焼室の確認と
シリンダー内壁の確認です。
ヘッド側は特に大きな問題はなさそうですが
シリンダー内壁には錆・・・?
いやいやアルミシリンダーなんですけど!
こう言う現象、ベースオイルの物が悪くて
添加剤まみれにしているオイルを使うと出来る跡です。
〇〇〇〇〇さんの〇〇〇〇-〇を使っていたというこのエンジン。
やっぱりな・・・。と言う結果です。
他の気筒でも
添加剤が焼き付いた後が見受けられたり
当たりがかなりキツイ所も見受けられ
いわゆるオイル上がりによる白煙だと思われます。
オイルも大きく分けて2つのパターンがあります。
ベースオイルの物が良く、必要最低限の添加剤で済ませている物。
もう片方はベースオイルの物が悪く、あれこれ添加剤を混ぜ混んでいる物。
そもそも元気がない人に、リポビタンDとアリナミンVとユンケルを飲ませて
「50m全力で走ってこい!」
と言えば、最初の10mはダッシュ出来ると思います。
っが、そもそも元気が無いので50m走破するころにはヘロヘロです。
トイレに行ってお〇っこすれば、飛んでもなく黄色い液体が出てきて終了となります。
添加剤まみれのエンジンオイルも、入れて直ぐはそれなりにキレイに回ります。
でも、もともとの体力がある訳ではないので、ちょっと距離が進めばすぐに経たりますね。
さらに添加剤として含まれる様々なものがエンジン内部に堆積します。
エンジンオイルに関しても様々なメーカー事情を考慮した上で使用オイルを決めています。
各スタッフすべてがオイルに関しての教育を
それぞれのメーカー担当者から受けていますので
各オイルのメリットデメリットを交えて説明出来ます。
ご相談ください。