BNR32 GT-R ホイール修正やパワステのLINK制御テスト等

先日ステアリングギアボックスをリビルト品に交換したBNR32とはまた別の

BNR32 GT-Rもエンジン始動後10分ほどするとパワステが重くなってしまうと言う事で

前回のBNR32とはまた別症状のパワステ不具合です。

 

エンジン始動直後は普通に軽い力でステアリングは回るので

ギアボックスの油圧バイパスソレノイドが壊れているとは考えにくいです。

このソレノイドはトランク内にあるEPSと呼ばれるユニットから信号により

車速に応じたステアリングバックトルクになる様

流れる油量をバイパスする事でアシスト量を変化させています。

 

しかしなんらかの理由でEPSがエラーを発症すると

アシスト量が25%に固定され、パワステレスほど重くはない物の

停車時に鼻歌交じりで回せるほど軽くはないと言う症状になります。

エンジン始動直後にステアリングが軽いのは

エラーと判断されるまでのインターバルだと思われます。

 

EPSを交換するのもアリなのですが、この車両にはLINK G4+が装着されているので

LINK側でこのソレノイドをDuty制御させバイパス量を変化させることで

アシスト量を制御出来ないか?とテストしています。

 

同時に

ガリっと

やってしまった

フロントホイール2本を

修理

しました。

2本ともキレイに直ったので

ミシュラン パイロットスポーツ4 新品タイヤを組み込んで装着!

リアタイヤも

同時に新品に替えました。

 

もう一点、ガソリンを満タンにしてしばらくすると

燃料メーターがいきなりエンプティーになったり、戻ったりするとの事だったので

センダゲージを取り外して抵抗部分を見てみると

カーボンが剥がれてしまっていました。

 

ちょうどこの上をフロートが通ると断線状態になってエンプティーになってしまうのでしょうね。

新品部品は出ないですし、中古もなかなか見つからず

あったとしても信用出来ないので、カーボンの剥がれた部分をオフセットさせて

フロートが動いた時に剥がれていない部分を通過する様に抵抗を張替えて対策してみました。

 

後は、パワステのLINK制御が上手く行くと嬉しいのですが・・・。