BNR32 GT-Rは実走行でのセッティングを行いました。
慣らし運転時とは違い、アイドリングや低負荷時のセッティングも出来ているので
空ふかしでも非常にレスポンス良くエンジンが回ります。
排気音も乾いた感じで非常に気持ち良いです。
ガソリンが少ないので
スタンドで満タンにしてから、いつものテストコースへ!
TCF1.0で630psオーバーの車両ですがVcam等やタービン変更のお陰で
低速トルクが大幅に増えた事もあり
常用領域の実用トルクは十分にあり、高速なら6速のままボーッと走る事も可能です。
今回はA/Fオーバレイと言う機能を使って、アクセルをあまり踏んでいない領域は
燃費向上の為、目標空燃比を上げる(薄く)と言う仕様にして見ました。
このBNR32のオーナーは600psオーバーのハイスペック車両で
普通に片道800㎞とか言う旅行に出かける方なので
普段使いの燃費は良いに越したことはありません。
踏み方と負荷の乗り方次第ではAFR15後半に入れる事で
とにかく無駄な燃料を噴かないようにしています。
全開域のテストを終えて
いつものポジションでLOGチェックと微調整。
4WDとは言え、フルブースト付近のトルクの乗り方は半端ではなく
車速の上がり方に目が付いて行かない場面も・・・。
(自分の老化が原因?笑)
全負荷時は問題無いのですが
低負荷時にアクセルを踏んでも車体が進んで行かない場面があり
LOGを見てみると、燃圧がココだけドロップしています。
アイドリング時と比較してもこの数字はおかしいので、プライマリーポンプの一過性の不具合?
不安は払拭したいので、燃料ポンプを取り外し抵抗値等を一度チェックして見ることになりました。