ZN6 86 ECU現車セッティング完成!

あっ今日から年号が令和になるんですね。

当店ではいつもと変わらない時間が流れております・・・。

 

ダイナパックにはBCNR33 GT-Rに続いて

ZN6 86が載せられています。

こちらの86はアプライドA車両ですので、最近何かと話題となっている

リコールによるバルブスプリング交換処理がなされています。

 

当店でもリコール作業後絶不調になった86を調べた所

タイミングチェーンの掛間違いと言うトラブルが発覚した事例があり

このエンジンに関しては現在当店にて再組立てしています。

 

それ以外にも固いバルブスプリングに交換されることで

「低速域のレスポンスが落ちたような・・・な気がする。」

「高回転ではパワーが上がったような・・・気がする。」

と言う意見を耳にすることがあります。

 

なのでまずはECUセッティングする前に現状をパワーチェックしてから

セッティングを進める事にして

セッティング後のビフォーアフター表示です。

 

入庫時はTCF1.2で測定して186ps・・・

ん~、何とも微妙な数字ですね。

バルブスプリング交換により大きな弊害は無いように思えますが

逆に言うと高回転でパワーが伸びている訳でも無さそうです。

 

NAの86セッティングでは標準的なパワーアップ感で

210psオーバーは出来ました。

試しに250psオーバーした86のデーターを入力して見ましたが

測定パワーは206psとパワーダウンしました。

 

やはりあのエンジンだからこそ、あのデーターが生きる訳で

ノーマルエンジンにはノーマルエンジン用のデーターがベストアンサーと言う事ですね。

 

 

平成から令和に移り変わるこの時も

いつもと変わらずECUセッティング出来たことに感謝です。

 

今後ともビークルフィールドをよろしくお願いします。