1JZや2JZでブローしたエンジンを開けて見ると
結構な確率で5.6番にダメージが入っています。
エンジンブローには色んな原因が有るので、一概には言えませんが
JZ系のエンジンは5.6番の冷却効率が悪く、
全体の水温としては問題なくても5.6番のウォータージャケット水温はガンガンに上昇している場合があります。
まぁ普通に乗っているだけなら問題ないと思うんですけど
チューニングの進んだエンジンで、ドリフトなんかをガンガンやられると
エンジン側も結構ヤバい水温になる訳でして・・・
っで、
ウォーターバイパス処理をして多少なりとも対策が出来ればと思ったのですが
既製品を買ったのでは芸が無い!
ウォーターアウトレットジャケットに
PTネジ処理をして、フィッティングを装着
ステンメッシュのそこそこ太いホースで
ヒーターバイパスホースまで
ラインをつなぎます。
エンジン後方からヒーター用の温水を取り出しているヒーターバイパスホースから
高水温のクーラントをアッパーホース側にもバイパスさせて
少しでもエンジン後方の水温を安定させようと言う目論見です。
施工前と施工後では全体水温が全開時に2~3度程下がるデーターもあり
5.6番の単体で考えるとかなりの水温低下に貢献しているのではないかと思います。