デフキャリアを分解して確認して見ると
ケース内部のコンパニオン側のベアリング装着部分が
斜めにこじって圧入を繰り返したのか、傷だらけで平面が凸凹になってしまっています。
このままベアリングを組んでも、コンパニオンフランジのプリロードが一定にならないので
手作業で修正研磨
だいぶ良くなりました。
ひとまず平面の凸凹が無くなる所までは修正してからベアリングを組みます。
ちなみに現状は5.1ファイナルなので、リングギアとLSDの間に
オフセット調整用のスペーサーが入っていましたが、今回4.5を組むので
スペーサー等は組まずにLSDに装着出来ます。
スペーサー自体が悪いとは言いませんが、均一なプリロードやバックラッシュを出すには
かなりの精度と強度が居る部分なので、ただの輪っかだと
ちょっと走っただけで組込み時とは違う状態になってしまいます。
クルマの推進力の要になる部分ですので、部品と組み付けの精度には拘りたい部分ですね。