トラストのボルトオンターボを装着していたZN6 赤86は
ダイナパックに載せて、セッティング用の各センサーを装着し
まずはトラストさんが準備した
ECUデーターでのパワーチェックを行い
その後、現車合わせにてセッティングを進めて行きます。
結果としては
緑色がトラストデーターでMAX239ps トルク32.2k
水色が現車セッティング後でMAX268ps トルク34.8k
6000rpm付近で純正クラッチが若干ズルっとなってちょっとパワーが凹みました。
これ以上のパワーアップはクラッチを交換してからとなりそうですが
ブースト0.4kで270ps弱出ていれば、気持ち良い加速は可能だと思います。
実走行でローギヤーでのA/Fを少し微調整して
作業&セッティング完成です。
隣を見ると
新たな黒い86が
遠い広島からの入庫です。
ファイナルを5.1から4.5に変更するので
早々にリフトアップして
デフキャリアを降ろし、必要な純正部品の選定をするのですが
コンパニオンフランジ側のプリロードがほとんど掛かっておらず
バックラッシュも非常に大きく、手で回すとカコンっと音がします。
コンパニオンフランジ側のブッシュの潰し不足でギヤが手前で止まってしまっているとこんな感じの症状になります。
最終的にはECUのリセッティングまで行ってゆきます。
黒86と言えば、エアロ職人の86が
ボディー補強を終えて、フロントフェンダー周りのエアロを造り始めています。
タイヤハウス内のカバーをカーボンで成形して、風をなるべく外に逃がすような形状にしたとか・・・
更にはフェンダーにスポイラーとエア抜きのダクトを新設する為に
型を決めている作業中だそうです。
繰り返し言っておきますが、エアロ職人はあだ名で、本職ではありません。
月曜~金曜は一流企業にお勤めのサラリーマンなので
土日だけで、この作業を自分で進めています。
最後に、先日エンジンが車載された白86は
ATSのカーボンツインプレートを介してドグミッションが車載され
無事にエンジンが始動しました。
エアフロの位置を後方にズラして、なにやら怪しい噴射装置が追加されてますが
NOSではありません。
一度オーナーに戻して慣らし運転をしてもらいます。
3年前はデモカーの赤86とエアロ職人の黒86しかチューニング履歴が無かったのですが
去年あたりから一気に入庫が増えた86&BRZ
NAチューニングはもちろん、S/Cやターボによる過給機チューンまで
それぞれのメリット、デメリットを説明しながら目的に合わせたプランを提示しますので
ご相談、お待ちしています。