HKSのGT100Rタービンキット装着後のセッティングが完了したデモカーのS660は
連続走行による吸気温度の上昇の確認と
先日組み込んだKIWAMIブレーキローターのテストの為
久しぶりに峠タイプのテストコース?へ・・・
ストレートが短く、タイトコーナーが多いので
吸気温度は上がる方向へ、ブレーキにはかなり負荷が掛かります。
吸気温度は・・・
この寒い外気温度でもバンバン上昇してしまい、ノックリタードも入りまくってました。
やはりインタークーラーを安定して冷やす 何か が必要ですね。
HKSからは水冷のインタークーラーが発売されましたが
240000円でタービンキットが買える車両に
378000円のインタークーラーをつける勢いがあるか?と言われると
ん~、ちょっと無理!
最終最後の砦として水冷インタークーラーは取っておいて
うちの店らしい方法で冷却を試みてみます。
ブレーキに関しては、組み合わせたパッドがノーマルパッドでしたが
ローターとしては期待以上の効果を発揮してくれたと思います。
ローター単品の効果を知る為に、あえてノーマルパッドを組み合わせましたが
街乗り~スポーツ走行レベルの走りでも、制動力の向上は体感できます。
また、峠の上り下りを連続で走っても
ローターの材質やスリットの形状のおかげかフェードは最後まで起こりませんでした。
7本ほど上り下りを休憩なしで走り、さすがに最後の1本はペダルタッチが若干柔らかくなりましたが
制動力が極端に落ちるとか、フェードで踏んでも止まらないと言う症状は出ませんでした。
ペダルタッチの変化はパッドの接触面が炭化していたようで
街乗りを数㎞通常走行でのブレーキを行ったら直りました。
スリットが炭化部分を削り飛ばしてくれたんでしょうね。
パッドの材質をもう少し高温寄りの社外品に変えてあげれば
サーキットでの連続走行でも十分に持ちこたえるブレーキになると思います。
キャリパーキットを導入すると重量アップが気になると言うオーナーにはお勧めです。