先日、ミッション周りのメンテナンスとフライホイールハウジングの交換を行ったR35 GT-Rは
バンパーを外して、インタークーラーパイピングとサクションパイプを交換し
同時に点灯しなくなってしまった左側のHID-LOビームを交換するため
HIDのコントロールユニットを外して見ると雨水でビチャビチャになっていました。
これはさすがにショートします・・・
ヘッドライトを取り外して
逆さにしてみると
底部にたまっていた雨水が出て来ました。
この水滴、全部ヘッドライトの内部に付いてしまっています。
通常はならない現象ですが
ヘッドライトの内部をペイントする為に、一度開けたんでしょうね。
開け方が雑すぎるのと、閉じたときの防水処理がほとんどされていないので
雨水が内部に入り込み、各電子部品を壊してしまう様です。
内部に熱風を送り込み、エアーブローしながら水滴を飛ばして乾燥させると
ここまでキレイになったので
簡易ではありますが、伸縮性のあるシーラーで防水処理をしました。
乾くのに1日必要なので
サクションと
インタークーラーパイピングの交換が終わった段階で
片眼のままダイナパックに載せて、セッティング開始
ブーストは最低0.76kから最大1.5k弱まで設定し
498ps、トルク75k~633ps、トルク93kまで選択可能になりました。
ブーストを1.5k弱に抑えた割には、良い感じのパワーが出ました。
初期型R35のブーストアップにしては優秀な数字だと思います。
同時にMTのデーターを変更しようと思いましたが
トランスミッション異常が発生し、コードを見ると
P0700 A/Tコントロールユニットエラーです。
このコードが出てしまうと
MT-CPUのリセットが必要になります。
リセット後に書き込むのはMY13モデルのリミッターをカットしたデーターです。
リセット&MY13データー書き込み後はエラーコードも無くなりましたので
クラッチギア学習を行い、ミッション側のMY13化は完成です。
ヘッドライトとバンパーを装着したら、実走行セッティングに入ります。