AIMのモニターをLINKとCAN接続して各種情報を映し出させようと作業中だったJZX100クレスタは
純正メーターを加工して、AIMのMXSストラーダとイノベートのA/Fメーター
そして純正の燃料残量メーターなどをバランスよく配置して
カバーを付けるとかなり自然な仕上がりになったので、LINKと繋げて電源ON!
・・・?
電源が来ない・・・。
IG-OFFでバッテリー電圧を見てみると12.8vぐらいあるのですが
IG-ONにすると9V弱までドロップします。
さらに純正ECUへの常時電源が0Vだったり、グランドアース線に抵抗があったりと
???な部分が多々あります。
オーナーに確認し
エンジンメインハーネスを造りなおす事を前提に撤去して見たところ
なんとなく怪しい部分を発見し
束ねてあった被膜をめくって見ると
ATからMTに載せ替えた際の名残と思われる、切りっぱなしの配線を発見。
実はMT換装後、他店でエンジンをOHした際にエンジンハーネスは新品に換えたとの事でしたが
この配線が残っていると言う事はAT用のハーネスな訳で・・・。
更に詳しく配線を見てみると
一部の配線は焦げてます。
この辺りの要らない配線はすべて間引きして
エンジンの制御に直接関係する部分は
レーシングハーネスワイヤを使って
新規に
造り直してゆきます。
経年劣化で割れてしまった
カプラーなども何とか新品に交換できるように探してもらっている最中で
ISCVの制御カプラーなども新品で作製する予定です。
折角ハーネスを新規で造るので、純正のセミダイレクトイグニッション点火システムとはおさらばして
イグナイターの要らない、ダイレクトイグニッションコイルを6気筒すべてに装着するプランも同時進行中です。
エンジン完成からエンジン始動までがなかなか繋がらない、1.5JZエンジン搭載のクレスタさんですが
折角手直しするのであれば、バージョンアップが行えるような方向にプラン変更し
転んでもただでは起きないぞ!みたいな感じで頑張ってます。