CT9A ランエボ8 幻のRX6タービン装着車両

AYCやACDオイルに加え

ミッションオイル、トランスファーオイル、リアデフオイルの交換作業にて入庫した

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CT9A ランエボ8は

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廃版となって久しい、アペックスのRX6タービンを主軸とした勇ターボキットが装着されていました。

 

IHIがアフターマーケット向けのタービン供給を行わなくなり

各メーカーのRX6タービンを使ったタービンキットは世の中から消えましたが

そのタービンの優秀さは今でも語り継がれていて

「RX6タービンを超えるアフターマーケット用タービンは未だに世に出ていない」

と言う意見まであるほどです。

 

入庫時にA/Fを見てみると

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アイドリングで16.5とかなり薄い状態です。

「走行中プシュ~と言う音と同時に、ブーストが掛からなくなりました。」

とオーナー談

アンダーカバーを外すとタービンとターボパイプをつなぐシリコンホース

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が抜けてました。

このホースをキチンとはめるにはパイピングの加工等が必要なので

ひとまずは暫定的に装着して試運転するとアイドリングも走行中も問題ないA/Fになりました。

 

っで、本来の目的のACD&AYCオイルの交換

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診断機を使いポンプを強制駆動させてオイル交換するのですが

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診断機からのポンプ駆動を受け付けてくれません。

エラーコードがあると同様の症状になりますが

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故障コードはありません・・・。

このパターン、ポンプが壊れている時に発症します。

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ポンプ交換となるとかなりの出費を覚悟しないと行けませんので、今回はしばし保留と言うことになりました。

(この車両はポンプがトランク内に移設されてますね。通常はトランク下の車外にあります。)

 

ミッションオイル、トランスファーオイル、リアデフオイルを交換し作業完了となりました。