ブレーキのOHを行っています。
メーカーが純正採用するブレンボブレーキは
実際にブレンボからブレーキが供給されるわけではなく
その品質であればブレンボと謳っても良いですよ、と言う許可を得ているだけでなので
本当にブレンボ製か?と言われるとそうではありません。
なので、同じブレンボキャリパーでも装着される車種によってその性能に雲泥の差があります。
サーキットを数周走っただけでベーパックを起こしてブレーキべダルがフッカフカになるブレンボもあれば
キャリパーの色が変色するまで攻め込んでも基本的にキャリパーのキャパオーバーはしにくい物もあります。
CP9A~CT9Aに採用されたブレンボキャリパーはどちらかと言うと後者の方で
ピストンの材質や精度
耐久性も抜群でカジリ等もまず見られません。
リアキャリパーはインナーチューブですが、フロントキャリパーは
アウターチューブにより左右の油路が連結されるので、キャリパーの温度が上がっても
べーパロックしにくいと言うメリットもあります。
OHキットは他車種に比べると高額ですが
同梱されているショートパーツも信頼できるものが付属しています。
フロントキャリパーのOH&パッドとローター新品
リアキャリパーのOH&パッドとローター新品
見た目的には再塗装をしたいところですが、今回は他の部分にも予算を投じたいのでそこは我慢
それでも性能的には問題ないレベルのキャリパーですので、安心してブレーキング出来ると思います。