先日、チタンマフラーの加工始めを紹介したCL7 アコードユーロRですが
もともとの分岐部分を切り取ってみた所
こんな感じになっており、オーナーが排気抵抗として気にしていた理由がわかりました。
差し込み方向が逆なんですよね。
図で書くと
汚くてすみません。
イメージは伝わりますよね?
そこでテーパー状の部位を使って
徐々に径を絞ってから分岐に溶接し
こんな感じに造り直して見ました。
更に、ここだけは絶対に直してほしいと言われていた
センターパイプの部分
もともとのパイプを切断して見ると
中に一回り小さいパイプが入っていました。
低速トルクの確保の為だとは思いますが、オーナーはここも気になる様で
絞りの無いチタン管を用意して、溶接しました。
全体のレイアウトが決まったら
マフラーハンガーの長さを微調整し
仮溶接後、本溶接して行きます。
なんとか出口の見えてきたチタンマフラーの加工ですが
やはり既存の物を加工するより、新規で造っていく方がかなり楽ですね。