CL7 アコードユーロR チタンマフラーの加工

当店では珍しい、ホンダ車両の

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アコード ユーロRがリフトアップされています。

作業内容は既存のチタンマフラーの加工なのですが

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分岐部分の交換を依頼されました。

持ち込んでもらった状態では

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左右の跳ね上げ角度が合わず、接合面を少し削っては仮溶接&仮合わせを繰り返し

何とか使える様になるまでに半日を要しました。

 

現状の分岐部分と比較すると

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分岐後のRが違います。

この違いにこだわり、決して安くはないチタンマフラーの加工に踏み切るオーナーの漢気に脱帽です。

 

これから

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もともとの分岐部分を切り落とし、新しい物へと交換して行きますが

チタンはとにかく固いので切断も時間を掛けないと刃がすぐに鈍ってしまいます。

 

何かと加工や溶接に手間のかかるチタンですが

やはりその強度と、強度から来る軽量化の可能性

そして焼きが入った時の独特の色を見ると、工業製品フェチにはたまらない材質ですね。