最近デリバリーされたばかりの
こちらの86
アプライドは
もちろん D です。
こんなバリバリの新車ですが、ノーマルではどうにも遅すぎると言う事で
(その気持ち良く分かります。
デモカーの86も納車時の試運転の時、
まじめにどっか壊れているんだと思うほど遅かった・・・)
今回HKSのスーパーチャージャー取付を行います。
ただ、スーパーチャージャーを付けただけですと、油温が上がってすぐにフェイルセーフが入ったり
水温上昇でパワーが落ちたりするので
ラジエターは
純正のショボくさいペラペラな物から
KOYO製の大容量タイプに交換
オイルクーラーも
同時装着します。
スーパーチャージャーキットを装着する為に
フロント周りがドンガラになったエンジンルーム
今回はスーパーチャージャーの性能を十分に発揮させる為
吸気のリストリクターは外して、インジェクターを大容量化させて行きます。
エキマニもSARD製に変更し、1次触媒をキャンセルします。
2次触媒をSARD製にする事で排ガスは車検に対応するのでその辺りも問題ありません。
エキマニとスーパーチャージャーは問題なく装着出来ますが
大容量ラジエターとスーパーチャージャーはキットのままでは装着出来ません。
HKSさんも基本的には純正ラジエター装着車両用にキットを作っているので
厚みのあるラジエターにすると、コアサポートとラジエターの隙間が無くなってしまい
色々な配管が通らなくなります。
そこで
ワンオフでスペーサーを製作したり
ステーを
造り直したりすることで、
クーラーコンデンサーをオフセットして
S/C用オイルクーラーを中央に寄せて行きます。
コアサポートも大幅にカットする必要がありますが
装着してしまえば違和感なく収まります。
スーパーチャージャーを装着すればエンジンの負荷が上昇し水温が厳しくなる事は分かっているのに
純正ラジエターにしか対応していないキット構成・・・
ここ、要改善ですね。
ラジエターを大容量タイプに交換する予定のあるオーナーで
スーパーチャージャーの装着も考えているのであれば
同時に施工してしまわないと、工賃が勿体無い事になります。
スーパーチャージャーを装着した後で、
「やっぱり水温が上がるから、ラジエターを大型の物にしたい!」
となると、S/Cのほとんどを取り外してからラジエターを装着し様々な部分を加工して再取付となります。
最初のS/C取付工賃のほとんどが無駄になりますので・・・