先日のブログに登場したノック補正学習値が上がり切らない
黒いGRヤリスは、もともと排気系には手が入っていた為
EVENTURI製インテークへの交換と
プラグ交換、そしてスピードリミッターカットとしてHKS製の
SLDを装着させて頂きました。
もちろんECU側でのスピードリミッターカットも出来ますが
メリット、デメリットの両方がありますので今回のオーナーはSLD方式を選択されました。
SLDも装着すれば良いと言う訳では無く
設定を間違えるとスピードメーターの針が途中で止まりますので
リフト上でタイヤを空転させ、ちゃんとリミッターが切れているのかを確認。
SLD装着でリミッターは切れているけど、スピードメーターは190k付近で止まると言うGRヤリス
設定が間違ってますよ・・・。
ここまでの作業は順調に進み、ECU書換に進んで行ったのですが
その後再学習でノック補正学習値が上がらないと言う症状を発症。
福島県からのお越しでしたので
なんとかその日の内に対応したいと思い
一人病み診療の後の再学習で奥義を披露させて頂きました。
ECU書き換え直後の再学習では何をやっても16.6までしか上がらなかった
表のノック補正学習値は
サクっと24・・・んっ 22.1止まり。
まあ、20以上であればひとまずはOKとして、今度は裏のノック補正学習値をあげましたが
23.1まで上がった所でエンジン負荷を掛けると20.5までダウン。
ん~、ガソリンのオクタン価が低いですね。
愛知に来る途中で入れたガソリンがどうも芳しくないようです。
エンジン負荷を軽くすれば23.1に戻って行ったので、ここの部分は実際にノックを拾ってます。
その後は裏のノック補正学習値は22.5で安定しましたので
全開走行のlogを診ながらオーナーに説明をさせて頂きました。
地元に帰ったらガソリンスタンドを吟味して
ちゃんとしたハイオクを入れて貰えるようなアドバイスもさせて頂きました。
実車施工に合わせて、通販分のStep1-Rインストール依頼も熟し
ZC33S スイフトスポーツと同じく、GXPA16 GRヤリスのECUチューンも絶好調です。
noteの記事は使用歴のある触媒と新品の触媒で排ガスの清浄効果に差が出るのか?
メーカーが異なると、その差がどうなるのかを調べた結果報告です。