先週末のブログでも書きましたが
GRヤリス GRMNをノーマル状態から
一気にStep3へアップデートする為
まずはインタークーラーをHKS製に交換し、Step3必須部品ではありませんが
HKS製のオイルクーラーコアも装着して行きます。
コアとホースを繋いで、各部に締め忘れ防止のペイントマーカーを
書き込んで行きますが、この作業は結構大事な部分でして、弊社ではマーカーの色を
各担当者で分ける事で、誰が作業したのか車両を診れば分かるようにしてあります。
インタークーラー&オイルクーラーの次は
バンテージ処理をしたレボリューション製キャタライザーと
HKS製スーパーターボマフラーに交換しましたが
GRMNのリアスポイラーと大口径左右出しマフラーの迫力、かなりイイ感じです。
EVENTURI製インテークを装着して
プラグをHKSのレーシングタイプに交換したら、いよいよエンジン始動なのですが
今回は初めてGRMNのデーターをStep3化するという事で不安も・・・。
そもそも初期の段階ではプログラムエラーが出てしまい
ECUにデーターを書き込むこと自体が出来ませんでしたが、そこはすでにクリア済みでしたので
頼むからECU飛ぶなよ!
っと念を込めて、エンジンスタート!
無事、エンジンは始動し、暖機運転とECUの初期再学習を
オーナーに納品するGTS用PC本体にて見守りましたが
低負荷域からアイドリング領域に・・・違和感を・・・感じまして・・・。
データーモニターにて各数値を診て見ますと
オウふっ、点火が~。
ちなみに正常なアイドリング時からアクセルちょい踏み時の点火は
こんな感じですので、明らかにマイナス過ぎです・・・。
やっぱりGRMNは一筋縄じゃ行きませんね~。
Step1-Rでは変更しないMAPもStep3では変更必須となるので
ここは避けては通れない難関。
80面近くあるGRMN用点火補正のノーマルマップが、ほんの少しづつ標準車とは異なるんです。
1MAP 750個のデーターを80MAPすべて比較差異確認し
その差分を再計算して寸分の狂いの無い係数にて演算しないと
GRMNではアイドリングの点火がおかしくなる・・・。
確認箇所60000ポイント!
手作業だと死ねるので、もちろんソフトを駆使してですが
それでも通常就業時間に取り掛かれる作業ではないので
定時終わりから夜明け近くまで、数日間格闘し
明け方の試運転。
アイドリング~低負荷、そして全開域と ようやく標準車のStep3と同じ点火時期となり
GRMNのクロスミッションとStep3の組み合わせ激速です!
今度はRevリミットまでしっかり回しつつ
常用域にも落とし穴が潜んでいないかを確認しつつ
デモカーと同じDefiの大型マルチモニターを装着して行きます。
新しいECUデーターに出会ってしまうと、こう言う苦労が耐えませんが
折角実車を預からせて頂くことが出来たので、オーナーの為にも
全国のGRMNにてStep3を心待ちにしている皆様の為にも
睡眠時間削って見ました。
1日24時間はすべての人間に与えられた平等なチャンス。
別に自分は類まれな才能を持って生まれたわけではないので
人より一歩前を行くには、頭を動かす時間を長くしないと・・・です。
労働時間が~
とか
基本給が~
とか
文句ばかり言う就職者が多々SNSでボヤき散らかしてますが
あなたのスキルには一体幾らの価値があるんだい?
これから色々な事を教えてもらう立場の人間が、一人前の先輩より給料が低いのは当たり前
そんな後輩君が先輩と同じ給料もらおうとしたら労働時間が長くなるのは当たり前
昔、5時間で終わらせなければいけないタイミングベルトの交換に
8時間掛かるスタッフが居て
「就業時間が長いのに給料が低い。」
って訴えてましたが
5時間と定められたタイミングベルト交換を
5時間で終わらせられるようになれば、3時間早く帰れるよ。
って言う現実を話しました。
頑張れば、それだけで褒められるのは保育園や幼稚園の生活発表会までです。
小学校の出し物だって、結果を出さなければ、周りの仲間に迷惑を掛ける事になり
頑張った上で成功させる!
と言う結果を求められるようになります。
こんな事書くから、求人募集への応募が少ないんですけどね。笑
でも、気合の入った新人が6月に入ってきます。
メカニックではなく、経理や庶務ですけどね。
そう言えばnoteの運営さんから
こんなお知らせがありました。
先週もっとも多く読まれた記事の1つに我々ビークルフィールドが書いた
この記事が選ばれたそうです。
今日でnoteの記事もちょうど100記事目になりましたが
書き続ければ、ジワジワと認知度も上がって行くのでしょうね。
フォロワーも少しずつですが増えているので、今までと同じくジワジワと攻めて行きます。
ドンっと結果が出るような方法を使うと、すぐに飽きられてガンって凹むので
今迄の経験上、ジワジワな右肩上がり継続が一番堅実で息の長い成長だと思っています。
そんのnote、本日の記事は・・・
86&BRZの永遠のテーマ6速マニュアルミッションブローに関してです。
是非、こちらもご覧ください。