昨日のブログにて少しだけ紹介したGRヤリスは
入庫当初Step1-Rとレボリューション製キャタライザー装着の予定でしたが
事前の質疑応答で色々とお話しさせて頂きEVENTURI製インテークと
HKSのスーパーターボマフラーの装着も追加となりました。
基本的に数台分の推奨パーツは店頭在庫として置くようにしていますので
こう言う状況になった場合でもお待たせせずに作業に進む事が出来ます。
リフトで車体を上げまして、まずはノーマルマフラーと
触媒の類を
サクサクと外して行きます。
始めて作業される方は、なかなか第一次触媒が外せない様で
1日格闘する方もいらっしゃるようです。
装着時もちょっとしたコツがありまして、分割できないレボリューション製キャタライザーを
器用に知恵の輪の様に当てがって、カップリングで固定します。
マフラーも左右で傾きが出ないように、フランジの固定は仮にしておいて
最終的に後方から確認した後に本締めします。
ショップさんで付けたと言うマフラーでも、結構な確率で傾いてますので・・・。
EVENTURI製インテークを装着する為に
純正インテークを取り外しつつ、ECUも外してしまって
机上で書き換えて行きます。
EVENTURI製インテークと
ECUを装着したら、プラグをHKSのレーシングプラグに交換して
エンジン始動!
GTSを繋げて、ECUの再学習と試運転へ。
ん~、ノック補正学習値が18.2までしか上がって行きません・・・。
試しにブーストを掛けてみると
この記事で書いたのと同じ症状が出たので、同じ対策を施して無事解決。
その後、再度学習を進めて
最終的な試運転では
ノック補正学習値も24まで上がり
無事Step1-Rのフルスペック仕様が
完成しました。
午前10時に入庫して頂き、午後5時には
「ありがとうござました」
と見送ることが出来ましたので、遠方からの施工希望車も
その日の内に見違えるような性能差を手に入れて帰路に着くことが可能です。
納車後のオーナーからは
「こんばんは
今日は面白い話しが色々聞けて楽しかったです。
また車の不具合もわかってよかったです。
加速はビューンからズバンッに変わりました。
ありがとうございました。」
とのご好評が頂けました。
さて、次は
GRヤリスのGRMNを
Step3に仕上げていきます。
えっGRMNってStep1-Rまでしか出来上がっていなかったのでは・・・。
え~ま~、数か月前はそう言ってましたが
この1週間、休み返上でデーターの解析を進めまして
色々なトラブルに見舞われながらも、何とかGRMN用のECUデーターを
Step3相当に変更してECUにインストール出来る状態にまでなりました。
まだ、実際にエンジン掛けて診て・・・の話ですが
そう簡単には進まないのがGRヤリス。
まだまだ壁は厚いと思いますがStep3を心待ちにするGRMNオーナーの為に頑張ります!
さて、本日のnoteは純正書換ではなくフルコンを導入した際に起きたトラブルを
我々ビークルフィールドがどのように解消したかを書き綴っています。
全3500文字以上の長文コラムですので、覚悟してお読みください。