昨日のブログでは、ダイナパックに載せるまでの出来事を紹介しましたが
今日は実際のセッティング風景を紹介します。
この時はすでに大方セッティングが決まっていましてエンジンは快音を奏でています。
4G63エンジンらしい重低音の響く排気音を吐き出しながら
出力したパワーは
最大で376ps トルク52.4kでした。
ブーストはMAX
で1.4k掛かりその後1.25kぐらいまで下がるフルパワー時
アクチュエーターに直接過給圧力をいれた
Minでブースト0.8k
その間はダイヤルで無段階にブースト=パワーを調整する事が出来ますが
ちょうど真上辺りでブースト1.0kになりパワーは320psです。
(赤いグラフになります。)
このシステムは弊社でLINKを装着する際の定番になってますね。
雨天時や低μ路での走行をしなければ行けないときに非常に助かると好評です。
全負荷時のセッティングは終ったので
早々にダイナパックからは降ろして実走行にて低負荷域のセッティングへ
G4+ではなかなかうまく行かなかった4G63独特のアクセルを踏んだ瞬間の空燃比が極薄になる症状。
G4Xになって非同期噴射と壁面補正で、だいぶ良い感じになります。
ここまで来たら丸1日掛けてエンジンを冷やし切り、冷感始動の微調整に移ります。
同じCP9Aでも
こちらはオイルクーラーを交換中のランエボ6になります。
経年によりサイドカバーとの擦れで、まさかのユニオンが削り負けると言う珍事に
今回は折角だからと言う事で
DRL製のオイルクーラーコアを使って配管含めて造り直しています。
しかしヤフオクや中華系のサイトショップを見ていると
とんでもない値段でオイルクーラーキットを売っている所がありあますね。
その値段じゃフィッティング代にもならないでしょ・・・って思うのですが
まあ、そう言う値段に出来る物を使ってキット化しているんでしょうね。
そう言えば、ちょっと昔の事ですが
オイルクーラーキットで痛い目を見たことがありましたので
その辺りはnoteに書き綴りたいと思います。