無事にエンジンが始動出来たZN6 86の後期車両ですが
内装品を組み上げまして
シフトノブやシフトブーツも
ステッチの色を茶色に合わせました。
すべてのスイッチ類を接続した段階で
一度診断機を繋げまして
すべてのユニットのとの整合性を再確認します。
その後、エンジンのデーターモニターにて、初期学習が完了しているかを
モニターします。
学習がうまく出来てないとVVTIが動きませんので
めちゃくちゃ遅いクルマの出来上がりとなってしまいます。
最近ちょくちょく話を聞くのが、ZN6で6速に載せ替えてもらったものの
ATの時よりも遅い・・・と言うのと
TRCやABS関連のチェックランプが煌々と点滅してしまうと言う案件。
おそらくECUとルームコンピューターの整合性が取れず
ECUの初期学習がエラーを起こしてるのだと思います。
そうなるとABSユニットとも整合エラーを発症するので・・・。
当店で6速マニュアルミッション化しますと、TRCの切り替えスイッチも
ちゃんと作動しまして
通常のTRC-OFF トラックモードへの切り替え
2つのボタン同時押しでTRC全カット(厳密には全カットはされませんが)と通常稼働します。
当然ですがATのモード切替SNOWとSPORTスイッチは無効となります。
各TRCモードで試運転を行い
VVTIの作動具合も問題ない事を確認出来たので
これにてZN6 86の6速マニュアルミッション換装作業は完了です。
折角ECUを書き換えたのでリミッターカットやRevLimの変更
ふわっとした感じのファインECUチューンをサービス価格にて提供させて頂き
公認を取るための改造概要説明書の到着を待って、管轄陸運局に構造変更を申請して行きます。