数週間前から
続々と入荷するGRヤリス用HKSインタークーラーは
ノーマルインタークーラーと比べると、その差歴然です。
なのですが、極厚が故に、社外のバンパーと組み合わせると
インタークーラーとバンパーガチ当たりですね・・・と言うパターンもあります。
純正バンパーと組み合わせても、念のためハニカム状のバグカバー裏側の一部を削って
インタークーラーと干渉しないようにするのですが
今回のTOMS製エアロバンパー装着車にHKS製インタークーラーを装着する場合は
削る・・・?とか言うレベルではありませんでした。笑
とりあえずインタークーラーにバンパーが当たったところで止めると
バンパー上部が
20㎜ほど足りません。
裏側を見ると
ダクト部分がかなり後方まで迫出ているので、ここを少しずつカットして
極力隙間が出来ないように、でも干渉しないように調整して行きます。
さらに今回の車両は
インタークーラーウォッシャー装着車でしたので、これを専用のステーで
インタークーラーの厚みに合わせてオフセットすると
この部分も大幅に加工してステーとウォッシャーが当たらないようにしないといけません。
インタークーラーとのクリアランスが大きくなりすぎると
冷却効率が落ちてしまい、なによりカッコ悪いので
少しずつ削っては仮合わせ、また削っては仮合わせを繰り返します。
仮合わせ作業と同時にECUは車両から取り外して
机上で書換を行い、Step2Gen2をインストール。
今回はECUでのスピードリミッターカットは行わず、HKSのSLDを使いました。
ECU側でカットする or SLD等でカットする・・・。
それぞれのメリットデメリットをきちんと説明させて頂き
各オーナーに判断してもらっています。
バンパーの加工&最終仕上げが終わって本組みしたら
もう一度各部に干渉が無いかを確認し
バンパー装着完成!
たまたまですが、TOMS製フルバンパー開口部とコアの横幅がドンピシャで
見るからにハイチューン車両っぽく見えますね。
エンジン掛かったらしばらくアイドリングさせて
GTSを繋いで各診断を行いながら初期再学習をスタート。
今回は試験的に
マフラーをTOMSのセンター出しのまま
Step2Gen2データーでどうなるのか診てみました。
表のノック補正学習値は23付近まで上がり
裏のノック補正学習値は19.4前後です。
結果から言いますと、絶好調では無いものの
危惧していた程の排気バックは起きず、ブーストは1.7k以上掛かります。
ブーストが1.4k弱しか掛からなかった、このマフラーよりも抜けは良さそうですね。
一度この状態で裏のノック補正学習値が上昇傾向になっていくのか
しばらくオーナーに乗ってもらい、その後の数値の推移で判断しようと言う事になりました。
TOMS製フルバンパー装着の
GXPA16 GRヤリスも
インタークーラーがHKS製になるだけで
大分迫力が違いますね。
緊急入荷したGRヤリス用HKS製インタークーラーは、まだ残ってます。
Step2Gen2そしていよいよ一般販売が迫るStep3用に注文、如何ですか?